煉獄家の長女は家族が居ません。

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ー陽の呼吸 壱ノ型 陽炎


『ふぅ…足が痛い。

見たら絶対もっと痛くなるから見たくないが……。』



隊服を膝あたりまで捲ってみた。




『よもや……。』


とても、紫だ。←状態が酷すぎてもさボッチ化



道理で歩く度痛いもんだ！



明日は柱稽古……大事な柱との交流だしな。


まぁ大丈夫だろう。




……………当日………………………



『宇髄は居るだろうか!!!!』


宇髄「うるせぇな、、そんな大声出さなくても聞こえるっての。


ん？お前顔怪我してんじゃねえか!!!!」



顔を触ってみて気づいた。


耳の下から顎にかけて切り傷が出来ていることに。



足が痛すぎて気付かなかった。




『気にするな！少々考え事をしながら任務をしていてヘマをしたのだろう！』



宇髄「お前女なんだからよぉ俺の嫁達に手当だけしてもらえ。」



『むぅ、済まないな。』



宇髄の奥方に手当をしてもらった。


何だかとても悲しく思えた。



宇髄は自分の仕事をこなし、大切な人を守ってる。


こんなにも幸せそうな顔にしている。



なのに私はなんなんだ……。


家族も守れない、笑顔に出来ない。



雛鶴「出来ましたよ。」


『ありがとう。』



宇髄「揃ってるからそろそろ始めるか。

全員一斉に初めて、木刀が首に当たったら負け。
どんどん勝負して、全員と戦ったら終わりにするか。」



悲鳴嶼「それでは、始め。」



不死川「冨岡ァ殺るぞォ」


胡蝶「甘露寺さんお願いします。」


宇髄「煉獄〜よろしく頼む。」


時透「伊黒さん、やろうよ」


『悲鳴嶼さん！よろしく頼みます！』



少し怖いが、足を庇いながらやれば大丈夫であろう！

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