風柱の姉は男装中 (ページ48)

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『ｯ…。』

妓夫太郎「ほぼもろに当たったなぁ。死ぬんじゃないか？」

『死なねぇし死なせねぇ!!!!!!』

堕姫「なんなのよ！あいつ！」

動揺か。

ーー嵐の呼吸壱ノ型嵐の前の静けさ

妓夫太郎「ついに技も出せなくなったか！」

『私の命よりも大切なもの教えてあげる。
それはね、幸せだよ。』

ザシュッ

上弦ノ陸「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」

『終わったか。隙を見せるなんて。落ちたなぁ上弦も。』

宇髄「お前ら、最後になりそうだから、聞いてくれ。」

須磨「うわぁぁん死なないでください天元様ぁぁあ

天元様を死なせたらあたしもう神様に手を合わせられません!!!!」

『馬鹿だな天元。さっき言ったろ死なねぇし死なせねぇってよォ。
お前がそのまま死んだら地味宇髄って呼び続けんぞ。

禰豆子。いけるか？』

ボワァ

宇髄「毒が消えた。」

嫁三人「うわぁーん(´TωT｀)」

『禰豆子は燃やす事で鬼の血鬼術を解かすんだよな。

てか、わりぃな天元。前の任務にてこずっちまって…。

三人も、お怪我は治りましたか？』

宇髄「謝る必要はねぇ！助けて貰ったんだ。ほら、俺は生きてるだろ？」

嫁三人「大丈夫！」

『良かった。』

痛い。

毒が回ってるし、みんなの傷の痛みを負ってるからな……。

心臓も、腕も、誰だかの切り傷も……。痛い。

ｼｨｧｧｧ

呼吸だ。呼吸。私は絶対に死なない。

宇髄「ーーーー!!!!!!」

嫁三人「ーー!!!!!!」

炭治郎「ーー？ーー！ーー！」

声が遠のく……。

ｼｨｧｧｧ

大丈夫。死なない。

ｼｨｧｧｧ

三途の川なんて渡るかよ笑

ｼｨｧｧｧ

師匠。少しだけ寝かせて。

ｼｨｧｧｧ

何がなんでも起きるから。

＊今はゆっくり寝ろ。でも呼吸を忘れるな＊