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登校するや否や拍手の嵐。


当然の如くイキリ散らかす三橋。


そんなお祝いムードから一転。


京子「三橋と伊藤と花崎に命令されたって言って金取られたって…」


「「『は?/あ?』」」


明美「いつからそんなことする人になったんすか。」


どういうことだ?


明美「金渡したくねぇって抵抗して殴られたやつも居るんッスよ?」


理子「京ちゃん明美ちゃん、この三人朝から開久に追われてるから、そんなことする暇ないはず。」


明美「でも、開久に300万要求されたんッスよね?」


京子「もうやめな明美。

私、伊藤さんの事は信じてますから。
花崎さんもです。」


理子「三ちゃんの名前、出なかったね。」


そこは言わないであげてw



ひとつ判る事、開久の仕業って事だな。

………………


ザワザワ


おかしい。


さっきから道を通ると人が避けてく。



「おいお前ら!あんなことしといてどの面下げて戻ってきてんだよ!!!!」



伊藤「なんの事すか?」


「あ?商店街で何人も何人もカツアゲしやがって。
学生風情がじいちゃんばあちゃん脅してんじゃねぇよ!!!!」



三橋「そんな事してない……」


「嘘つけ!!!!みんな金髪と赤髪とトゲトゲに金取られたって言ってたわ!!!!」



三橋「これあれだね、はめられてるね。」


『やっと気づいたかよ。
俺ちとやることできたから。』



ダッシュで逃げた。


居たぞーなんて後ろから聞こえてきた。



ごめん、変装して助けに行くわ。


……………………


ウィッグで短髪の男風にしてみた。

黒マスクしてるし何とかなるだろう。


『てか、全然見つかんねぇ!!!!』


夜になっちまったよ。




「……ちょっと……必要なんだよ

ぶん殴……金」



ん?

カツアゲか……って金髪と赤髪とトゲトゲ!



しかも相手理子と理子の父ちゃんだし。



『よぉ……やっと見つけたよ偽物の軟高トップ3。』



理子「Aちゃん?!」



『警察連れてくからさ。またな。』



……………………



三橋「だからやってねぇって!!!!」


『お巡りさーん
どうも、赤髪の花崎です。』


「お前!!!!」


ドン


『こいつら、探してました。

解放、してくれますよねぇ?』


理子「中身ただのチンピラですし。」



「……はい。」



三橋「失礼しやす。」



……


伊藤「助かった。」


三橋「でも来んの遅くねぇか?」


『しゃーねぇだろ。
なかなか見つかんねぇし。』


理子「まぁ一件落着という事で!」


三橋「へいへい。」

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作者名:腐腐腐( *´?`*) | 作成日時:2020年9月7日 7時

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