開久の頭の元相棒

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『うぜぇ。』

ﾄﾞｺｯ

相良「ｯてめぇ…女の癖してなんなんだよ!!!!」

『智司の元相棒。』


ﾊﾞｺﾞｯ
ﾊﾞｼｯ

相良「向こう行こうや。」

『上等だ。』




「相良さん。三橋ってやつ見つかりましたか？」

「いや、でもダチの伊藤ってやつ見つけたんだけどよォ、大した事無かったぜ？」

『本当かなぁ？』

伊藤「はーい」

ﾄﾞｶﾝ

伊藤「勝手に勝った気になってんじゃねぇよ。」


「「「おらァァ!!!!」」」


ははっ、伊藤も様になってきたなぁ。

喧嘩ってのはこうじゃなくちゃ。


『よえぇなぁ？』

ﾊﾞｺﾞｯﾊﾞｺﾞｯ

ﾄﾞﾝｯ


その時。


ﾊﾟﾘﾝ

『は？』


ビール瓶で相良が伊藤の頭を殴った。


相良「ずらかるぞ」

『なぁに？逃げんの。

俺ら、まだまだ平気だけど？

なぁ!!!!伊藤!!!!』


伊藤「ああ、花崎の言う通りだ……」


相良「てめぇら…三橋のなんなんだよ!!!!」


『あいつは強えぜ？

俺には勝てねぇけどな？

あいつなら、お前は一発で』


「『ケチャケチャだ。』」



相良「ﾊｯ殺 してやる。」


「おらァ!!!!」


ﾄﾞｺｯ
ﾊﾞｺﾞｯ


伊藤「花崎。こいつは俺に任せてくれ。」

『ああ。ヤバくなったら言えよ？』


ﾄﾞｺｯ
ﾊﾞｺﾞｯ


やるな。伊藤。

ﾄﾞｺｯ

ﾊﾞﾀﾝ


智司「驚ぇたぜ。相良をやる奴が三人も居るなんてよ。

俺と勝負しろ。もちろんタイマンだ。」


『どっちと？』


智司「伊藤が死ん だらお前だ。」


『つまらねぇ。』


伊藤「むちゃ言うぜ。」


ﾄﾞｺｯ

ﾊﾞｺﾞｯ


早ぇなぁ相変わらず。


『さすがにやべぇぞ？伊藤。』


智司「泣き入れろ。そしたら許してやる。」


『相手が万全な状態じゃねぇのに戦って……

何がタイマンだよ。

何が開久の頭だよ。』


智司「てめぇ……」


ﾊﾞｺﾞｯ


初めてだな。お前が俺にタイマンなんて言うのは。


『……へぇ。

今度は俺かい？』


ﾊﾞｺﾞｯ

ﾄﾞｶｯ


ﾊﾞｼｯ


ﾊﾞｷｯ


体から鳴る音じゃねぇ。


まぁ、智司が俺の顔を殴って来た事には驚いたが。


相良「俺に殺らせろ。」


俺相手に本気になって馬鹿じゃねえ？


『智司…相変わらずで安心したぜ。』

智司「…………お前もな。」



やっぱお前は最高だ。智司。



相良「そこまでな？
ここからは俺が相手だァ……」


伊藤「ﾌｯﾝﾝ……」

『だいじか？やれんだったら殺るぞ。』

相良「伊藤……てめえはもう、負けてんだよ!!!!」


京子「んん!!!!」

『早川!!!!』

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