理由 ページ9
若月「はじめまして、若月健矢といいます」
『はじめまして、神崎 Aと言います。』
若月「ごめんね急に呼び出して。」
『いえ！問題ないです』
若月「本題に入るけど、」
『あの、、』
若月「ん？」
『けーにぃは、元気ですか？事情を知っているとは思うんですけど…けーにぃは怒っていましたか？』
若月「…全く
怒ってなかったよ。むしろAちゃんのこと心配してたし、何より会いたがっていた」
『そっか、、そっかぁ…っ、
良かったｯうぅ、良かったぁ…』
若月「ちょ、あ、鼻水拭きな！」
『ｳｯ、あぃ…あいとうございまず』
若月「そんなに会いたいならなんで面会謝絶なんか」
『実は…』
ーーーーー
山本「え、じゃあ要するに、
一時的に足が動かなくなっていたことを隠したくて歩けるようになったら会おうと思ってたけどコロナが流行り出して会えなくなってたてこと？？」
若月「そうそう、それで気まずいし色々考えたら申し訳なくなって〜てかんじ」
山本「なんか運が悪いと言うかタイミングが悪かったというか」
若月「まぁ会いたくなかったからとかそんな理由じゃなくて良かった」
ただ普通に合わせるのはもったいないと
ロッカールームで悪巧みをする俺ら
まぁそんな酷いことをするとかそんなわけではないがせっかくなら100%以上の喜びと安心を感じてほしい
福田「何コソコソしてんの」
ﾗｵ「悪巧みか？」
近藤「混ぜろ」
山本「いや混ぜろて笑」
事情を事細かく話すと3人とも縦に頷いてくれた、そうしてくれると分かっていたが協力者は多い方がいい
俺は圭太には前を向いてほしい
そのためにはあの子が必要、
そう感じている
ちゃんと事情を知ればあの時見せたひどい悔しそうな顔をしなくても済むだろう
若月「その子Aちゃんていうんやわ」
近藤「Aちゃんね、おけ」
ﾗｵ「どうやってドッキリ仕掛けるつもりなん」
福田「てかその子もう歩けるん？」
若月「歩ける。少し違和感あるみたいだけど全く問題ないらしいよ」
胸を撫で下ろす4人
ーーー
若月「あ、全然関係ないけどめっちゃ普通に可愛い」
山本「めっちゃ普通にってどっちなんすか爆笑」
ﾗｵ「それな笑」
若月「大亮より数百倍可愛い」
福田「そりゃ当たり前やな笑笑」
近藤「流れ弾すぎん？」
ﾗｵ「ちょっと男子、謝りなよ」
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作者名：ゆう x他1人 | 作成日時：2023年6月7日 0時
