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まただ。目が覚めては強制的に薬を投与され眠らされる日が続いていた。
しかし、何度も同じ薬を起きた時に同じ量を与えられても体に免疫が付く事までは気が回らなかったようだ。
施設が消灯しきった午前1時。
優しい事に傷の治療を眠っている間にされており、筋肉こそ多少落ちてほっそりしてしまったが、動き回るのに障害は何一つない。
まずはこのグループが本当に信じて良いものか確かめる必要がある。
静かにベットから降りる。裸足でタイルを踏むのは冷たくて心地よい。
そう言えば私の装備は何処へ…。
服は例え着れなくなっても小銃は携帯していた筈だ。
私の居る部屋には置いていなかった。
次に離れたデスクにある資料を漁る。
私が嗅ぎ回る事を予測されてなかったのがばっちり監視した事を書かれた物が纏められていた。
ー最後の仲間が死んだスポットまで到達。生存者無し。代わりにレインボー部隊と思われる瀕死の人間を確保。
かなり警戒されている。その日は強制的に薬を投与し眠らせる。
こちらに質問をしてくるが。こちらからの質問には絶対に答えない意思が見える。
少しずつ覚醒が早くなってるため、そろそろ縛って囮にして奴らの目の前で殺してやった方が見せしめくらいにはなりそうだ。
あの女もそろそろ勘づく。明日にでも決行したいー
違和感が確証に変わる。
テロリストの本拠地では無いが、テロリストが集う施設に入れられてるのは間違いない。
どうりであの医者意外と誰も会わないのだ。
知ってしまったのは良いとして。この状況を考えるにレインボー部隊は私の回収はしていない。
当たり前だが助けはない。呼ぶ術も無い。
だがそのまま逃げる訳にもいかない。
ご丁寧に治療してくれたのだから、思わず怒り狂いそうなプレゼントでも用意してあげよう。
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憐(プロフ) - 愁雨さん» 愁雨様。いつも当小説をお読みいただきありがとうございます。お気遣いのあるコメントに大変助けられました。自分のペースでゆっくりとやっていきます。こんな真夜中にコメントして下さり恐縮です (2020年9月1日 3時) (
レス) id: 340c3809db (このIDを非表示/違反報告)
愁雨(プロフ) - いつも読ませて頂いています！お体が優れなかったら無理せず安静なさって下さいね。これからも更新楽しみにしてます＾＾ (2020年9月1日 2時) (レス) id: 5322e92a1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憐 | 作成日時：2020年5月23日 1時
