2-18(オペレーター目線) ページ19
随分と弄ばれてるな、君たち。と監督がゲラゲラと笑っている。
ムスッとしているブリッツになんだか嬉しそうなゾフィア。
悔しそうな顔をしているモンターニュとカオスな感じになった。
流石にヤバいと俺を入れて
スレッジ、イン、トッケビ、グリッドロックで編成が組まれた。
だいたいの予測を先に行った彼らから聞くと、
距離感で考えず、臨機応変に自ら攻撃してくる。
撃ち合いで勝てないと思ったら別の方向からフェイントしながら相手の混乱を誘う。
また近接戦がかなり強く、気付いたら後ろに居る。
最初にドローンを回してもトラップが無く、必ず後置きされている。
などなど、口々に言っているが。防衛に最適すぎる人材と言えば簡単なのだろう。
ただ、相手は1人だ、時間稼ぎが通用しないならこちらも有利な道を作り、外へ出れば良いのだ。
スレッジとインは救出作戦で面識があるようで。心做しか楽しそうにしている。
俺はフリップサイトを銃に付けると
「グラズ、もし可能ならライオンの保護を任せたい」
とグリッドロックに言われた。強制では無いニュアンスだったので一応頷く。
ただ、外から撃ち合うのは時間つぶしにもならないのは学習した。だから味方とドローン共に突入する事にする。
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作者名:憐 | 作成日時:2020年3月21日 23時