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お言葉に甘えて答えが出ないまま2日、3日と経過してしまった。
久しぶりに会ってハグを交わしたインからも先程
「私たちと一緒に居てくれたらいいのになー絶対モチベーション上がるよー!」
と偽りの無い笑顔で言われてまたグルグル悩む結果になってしまった。
ここまで足を止めてしまうのは己の無力さを知ったから。だと思う
助けられて、彼らのようになりたい。と強く思ったが。思えば思うほど大きく膨れ上がった枷となる感覚。
密かに体を動かし始め、体力を戻そうとする自分も居れば、レインボー部隊の練習試合を見て「やはりダメだ」と諦める自分もいた。
悩んだ末に1人で泣き出したりもした。
こんなに自分は弱かったっけ?
ぐずっていたら誰かに心配されるから。何処かで静かに泣ける場所を探したかった。
勝手に読んでしまった銃のカタログ、部屋の主が猛勉強したであろう立ち回りの記録を元の場所に仕舞い始めた
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作者名:憐 | 作成日時:2020年3月17日 13時