店長がイケメンすぎる！【ＨＱ】 (ページ5)

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『…ん、あれ、寝てた？』

目が覚めると辺りは真っ暗で多分20時くらい。

起き上がると同時にスマホから着信音がなる。

『……宮さんや』

メッセージ画面には“宮さん”。

きっとバイトの連絡だと思うけどそれだけでも嬉しかった。

治Aちゃん、明日からバイト入れそう?

治入れるなら明日の18時からお願いしてもええ?

『明日か…』

一旦スマホをおきスケジュール張で明日の確認をする。

私は部活とかサークルとかには入ってないし、家に帰っても暇だしやることもなかったためスケジュール張を確認してもこれと言った予定はないけどごくたまーに、クラスの皆と飲み会する日がある。あと、合コンとか。

『うん、無いね！』

予定を確認し、私はすぐさま宮さんに返信する。

A宮さん、こんばんわ

A18時ですね、わかりました!

『……はぁ』

ボスっとスマホを投げ近くにあったクッションを抱き締める。

返信しただけで、こんなに嬉しかったことなんて一度もない。

“あんた、宮さんのこと好きなんだと思うよ”

数時間前に言われた友人の言葉を思い出す。

あのときはとっさに否定したけど

けど、多分。

私は宮さんに惚れているのかもしれない。