☆ ページ42
終電に揺られながら、ひとり家に帰る。
深夜だと言うのに、
酔っぱらいで溢れた電車内。
私も御多分に漏れず、出来上がった酔っぱらい。
ぼーっとする頭でさっきのやり取りを思い出す。
芦「なんのために櫻井さんがっ...」
泣きそうな顔で櫻井さんの名前を口にした芦原さん。
泣きそうな顔をしてるのに、口調は怒っていた。
そして、しまった...とでも言うように、俯いて手で口元を抑えた。
あ「待って...芦原さんなんで櫻井さんの事...」
芦「......。」
あ「...なにか知ってるの？」
芦「......。」
そう聞きながら、櫻井さんが桃ちゃんや智さんにこっそり会いに行っていたことを思い出した。
まさか。まさかまさか。
芦原さんにまで？
一体なんのために？
あ「...櫻井さんに会ったの？」
芦「......。」
あ「ねぇ、芦原さんっ！」
芦「......。」
橋「あれ？アッシーここに居た〜。」
村「何してんの、こんな隅で女三人、さっびしそうに固まって〜。」
ル「なんでもないの。ガールズトークしてただけぇ。だから入って来んでよし。」
村「え〜？ミル姉さん、ガールズっちゅう歳ちゃうやん。」
ル「うっさいなぁ、黙れ村上。」
村「...げ...いってぇ...」
私が大きめの声を出したせいで、橋本君と村上君が私たちに気づいてこっちに来てしまって。
二人もかなり酔っていたので、そのまま五人で話す形になった。
その後は、解散になるまで、芦原さんは橋本君のそばにいた。
まるで、私を避けてるみたいに...。
だからそれ以上は聞けなかった。
芦原さんは何を知ってるの。
櫻井さんの何を...
でも、今更私が櫻井さんの事を追及する資格があるんだろうか。
そんなことする意味もあるのか分からない。
だって私たちはもう別れてしまって。
しかも私は振られた身...。
芦原さんが櫻井さんと、何かしらの形で繋がってるんだとして。
その芦原さんに私がいろいろ追及することは、もしかしたら櫻井さんにとっても迷惑になるのかもしれない。
私との関係自体が負担になっていたかもしれないのに。
別れてもなお負担になるようなこと...そんなことしちゃ絶対だめだ。
私が聞くべき話なんだったら、いつか、きっと、それは私に聞こえてくるはず...
いまはそう思うことにした。
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みなもん(プロフ) - らんまるさん» らんまるしゃーーーん(｣^o^)｣一休さんに会いに来てくださったんですね|ｮ´д`*)ありがとうございます。そして櫻井若様にお便りして下さって、本当に…うぅ…(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ。どうして去っていってしまったのか…そこに早くたどり着きますね(><) (2018年2月28日 15時) (
レス) id: 5d50cdb262 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - *-eni-*さん» eniさんもあるあるなんですね？それは良かった…って、その前に、eniさんお話書いていらっしゃったんですね、知りませんでした〜(^^;濃いめと薄めのイケメン推しでも、やはり櫻井さんがどこいっちゃったか気になりますよね…早くたどり着けるよう頑張りますね！！ (2018年2月28日 15時) (レス) id: 5d50cdb262 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - ちーさん» ちーさんwwwストレートなコメントをありがとうございます！！(｣^o^)｣私も嫌ですぅ〜芦原さんまた出てきたよぉ〜( °_° )どおしてくれましょうか、アッシーめ！！(｀・ω・´)ｷﾘｯ (2018年2月28日 14時) (レス) id: 5d50cdb262 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - natumi_arashi♪さん» natsumiさんコメントありがとうございます|ｮ´д`*)ルーマニア姉さんのせいでベッドから落とさずに済んでホッと一安心もんです(´-`)文章チェックなんて、こちらがお礼を言われることでは！！しかもそれなのにまだ誤字があって更新後にコソッと直したのは私です○┓ (2018年2月28日 14時) (レス) id: 5d50cdb262 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - さなさん» さなちゃんいつもありがとう|ｮ´д`*)ルミさんはいつから気づいていたのかなぁ〜私も気になります( °_° )早く若様に登場願えるようにしたいけど、なかなか…|･ω･`)愛と勇気とチェリーパイとアポーペンとペンパイナポー持って頑張りますねー！！ (2018年2月28日 14時) (レス) id: 5d50cdb262 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなもん
| 作成日時：2017年6月29日 17時
