☆ ページ4
あ「じいちゃんしか居ないと思ってるこの家で、なんで私がお風呂のたびに鍵かけんのよ。」
思わず語気を強めて言い返す。
和「いくらじいちゃんちっつっても、来客があって？トイレ行きました、手洗いに来ました、ってなったら人入って来んじゃね？」
あ「いちいちそんなとこまで考えてお風呂入りません〜〜。」
和「だから女ならそこを気にしたらどーよって…」
あ「ぁあっ？そっちこそ！居候なんだったら、いつ家主の親戚が来るかも分かんないんだから、気をつけてよね。」
和「……ぁあ？」
潤「まぁまぁ、ニノ、確かに俺ら居候の身だから…ね？ここは俺らが悪いっしょ。」
和「………。」
潤「そうだよね。A…さん？
悪い。俺らが気をつけるべきだったね。ごめんね。」
あ「……あ。いえ…その…」
和「……ちっ。」
素直に謝られたら謝られたで、
どう返していいか分からなくなってしまう、
勢い任せな私…。
じい「いやぁ、みんなすまんかった。寝ちまったわしが１番悪いっちゅうことで、な？落ち着けてくれんか。」
お茶を煎れに行っていたじいちゃんが、お盆を持って台所から出てきた。
ニコニコしながら、私たちの前にお茶を配ると、私の横にまた腰を下ろす。
潤「ね？まぁ…じゃ、そーゆーことで、さ？もういいじゃん。」
あ「じいちゃんは悪くないよ。なんでじいちゃんのせいで終わんのよ。」
和「んだよ。じいちゃん家だぞ、ここ。おかしーだろ。」
あ「ねぇ。そーよ。おかしいよ。」
和「なぁ。」
潤「…んだよ。仲良いんじゃねぇかよ。」
あ・和「はぁっ？！誰がだよ！」
潤「…………。」
“和也"と“潤”は、じいちゃんの友人が大家をしていた、近所のアパートの住人だったそう。
今年の春、そのアパートが火事になってしまい、とりあえず行き場がない、と言うことで、友人から頼まれて、空いている部屋を貸したらしい。
じいちゃんも高齢の独居老人。
私たち家族も少し離れたところに住んでいたし、ばぁちゃんはもう何年も前に他界してるから、じいちゃんのことは心配していた。
まだまだなんでも自分でやれるし、元気だけど、高齢は高齢。
じいちゃん自身も、２人が住んでくれた方が心強いし、家賃収入にもなる。
なんて話でそのまま同居は続き、はや半年らしい。
世間はクリスマス色に染まり始めてる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2811人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みなもん(プロフ) - okayuhimeさん» 和也野郎ガンバレェ〜〜！負けんなぁ〜〜力のー〜〜限ぃりぃ〜〜……(´･_･`)これからどーなるか、私も未知（笑）でも和也野郎はきっと頑張ります！（笑） (2015年12月28日 1時) (
レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
okayuhime(プロフ) - みなもんさん» だって和也野郎に頑張ってほしいんだもん(；▽；) (2015年12月26日 20時) (レス) id: 2f147bbf59 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - れもんさん» ありがとーれもんしゃん＼(^o^)／素敵なクリスマス送れたぁ？緑くんも楽しく過ごしたかなぁ|(￣3￣)|若頭取のバックとチッスでメロンメロンなんだにゃ。でもこの先どーなるかにゃぁ〜〜＼(^o^)／←早く決めなさい。 (2015年12月26日 13時) (レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - akkoさん» グーテンモルゲンタイム見たかった？かわいいおずんは流れず…( ´艸｀)櫻井銀行さんとも野郎とも接吻しただす！羨ましいだす！ちくしょ！どーしよっかなー。この先。←おい。 (2015年12月26日 12時) (レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - ゆーみんさん» 櫻井さんがぐいぐいきてますねぇ( ´艸｀)けど和也とくっつきそう？( ´艸｀)むふふ( ´艸｀)なんて、まだ未定なんですよねぇ〜〜|(￣3￣)|どーしましょ（笑） (2015年12月26日 12時) (レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みなもん
| 作成日時：2015年11月20日 22時
