★…S… ページ21
こんな状況……
でも、
橘ならさほど気にしないんじゃないか？
だって、どこかに置いては行けねぇし。
誰か、仕方ねぇよなって言って？
運転手に、俺の家の住所を伝えた。
寝ている橘を自分の部屋に連れて行く。
心のどこかに罪悪感がないわけじゃない。
いや、待てよ……
俺に全く下心なんてものがなかったら、
こんな罪悪感は微塵も感じないはずなんじゃねぇの？
ってことはつまり、
俺、下心あんのか？
……いや、ないない。
智 “全くねぇって言える？”
翔「いや、ねぇよ。やっと見つかった仕事仲間、そんな目で見てねぇわ。」
智 “仕事仲間じゃなかったら？”
翔「…………じゃなかったとしても。どーこーする気なんてねぇよ。」
智 “今、間があったよね。んふ(笑)”
翔「…………。」
っだーーーー！！！
妄想・智、うるせっ！
マジうるせっ！
俯いて考え込んでると、
右肩にコテっと橘の重さが頼ってくる。
…………。
それと同時に、ほんのり感じる温度と、少しの甘い香り…。
…………。
だから…よろしくないって……。
気がつけば、いつもより大きく自分の心音を感じる。
…ガキか。俺は。
んー……。
窓側に頭を預けて乗せたはずなのに。
翔「…橘？起きてんの？…家、教えろよ？」
あ「……うん。」
翔「……うん。じゃなくて住所は？」
あ「……うん。ふふ(笑)」
翔「…………。」
チーーーーン。
大きなため息を一つ吐き出すと、
気を紛らわすように、反対側の窓の外を眺める。
金曜の夜。
すでに日付も変わったとは言え、
まだまだ街には喧騒が溢れていて。
楽しそうなスーツの酔っ払い集団があちこちにたむろしている。
職業病とでも言うのか、
人気のありそうなお店はついついチェックしてしまう。
あのラーメン屋、一回行ってみようかな…
なんて思った時……
翔「………っ！」
右腕が、ぎゅっと暖かさに包まれる。
…と同時に、おれの心臓もビクッと揺れる。
翔「ちょっ、なにっ…！」
あ「…………。」
覗き込んだ橘は寝たままで、
どうやら無意識らしい。
翔「っもぉ、あんだよ……」
マジで世話の焼ける新入社員だな。
なんて思いつつ……
悪い気はしてない俺がいて。
まだよく知りもしないこの奔放な新入社員を、
嫌いじゃねぇなって思った。
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みなもん(プロフ) - okayuhimeさん» 和也野郎ガンバレェ〜〜！負けんなぁ〜〜力のー〜〜限ぃりぃ〜〜……(´･_･`)これからどーなるか、私も未知（笑）でも和也野郎はきっと頑張ります！（笑） (2015年12月28日 1時) (
レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
okayuhime(プロフ) - みなもんさん» だって和也野郎に頑張ってほしいんだもん(；▽；) (2015年12月26日 20時) (レス) id: 2f147bbf59 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - れもんさん» ありがとーれもんしゃん＼(^o^)／素敵なクリスマス送れたぁ？緑くんも楽しく過ごしたかなぁ|(￣3￣)|若頭取のバックとチッスでメロンメロンなんだにゃ。でもこの先どーなるかにゃぁ〜〜＼(^o^)／←早く決めなさい。 (2015年12月26日 13時) (レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - akkoさん» グーテンモルゲンタイム見たかった？かわいいおずんは流れず…( ´艸｀)櫻井銀行さんとも野郎とも接吻しただす！羨ましいだす！ちくしょ！どーしよっかなー。この先。←おい。 (2015年12月26日 12時) (レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - ゆーみんさん» 櫻井さんがぐいぐいきてますねぇ( ´艸｀)けど和也とくっつきそう？( ´艸｀)むふふ( ´艸｀)なんて、まだ未定なんですよねぇ〜〜|(￣3￣)|どーしましょ（笑） (2015年12月26日 12時) (レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなもん
| 作成日時：2015年11月20日 22時
