☆ ページ17
あ「えろって！！なんですかそれ！！変なこと言わないでくださいよ…//////。」
慌てて口に刺さってた指を引っこ抜いて、スカートでふきふき拭う。
…のを、横目でチラチラ見ながらソフトクリームを食べてる櫻井さん。
翔「…お前なぁ、ハンカチくらい出せよな、女子なら。」
あ「…あ……//////。」
慌ててバックからハンカチを出してみる…が、もう必要はなくて…。
行き場の無くなったハンカチをまたバックにしまう。
……//////。
…ちくしょ。
なんか恥ずかしいことばっかしてるな。
このままじゃ櫻井さんにおかしなヤツって思われちまうじゃ…
翔「おっかしいな、お前。本当ばか(笑)」
あ「むぅ……//////。」
翔「あ、怒った(笑)」
あ「………。」
口を尖らせてジロリと櫻井さんを睨む。
あ「そういえば！櫻井さん！」
翔「ん？…なんだいきなり。」
あ「時間がもったいないもったいないってあんなに言ってたのに、こうやってサボってるじゃないですか！」
翔「………。」
あ「それは良いんですか？！自分が食べたいものあった時は例外みたいな？！」
恥ずかしさをごまかすみたいに、思いのほか強めの口調が突いて出る。
櫻井さんは立ち上がって、
食べ終わったコーンの粉をパンパン払いながら、
少し口を尖らせて私を見下ろす。
翔「ランチタイムは３時までなんです〜〜。そんなことも知らねぇのかばーか。だから急いでたんです〜〜。」
あ「…………。」
慌ててスマホを取り出して時間を確認すると、もう３時を過ぎていた。
翔「レストランだけはタイムリミットがあんだよ。土産屋や喫茶店なんかはたいていずっと空いてるけどな。」
あ「…………。」
言い返す言葉もなく。
無言で残りのコーンをバリバリ食べる。
翔「お前こそなんだよ。さっき“苦しい〜もう食べられません〜”つってたろ。
それ、余裕じゃん(笑)」
あ「ソフトクリームは、別腹なんです〜〜。」
さっきの櫻井さんの口調を真似をしてから、いーーーってして見せる。
翔「お前さ……。」
あ「…なんですか！」
翔「彼氏いないだろ。」
あ「………。」
思いもよらない言葉が降ってきて、
不覚にも一瞬固まってしまった。
……彼氏は居ない…。
じゃない。
……彼氏は居なくなった…。
でもないか…。
……そもそも彼氏じゃなかった…。
これが正解…か。
なんて。
急に悲しくなる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2811人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みなもん(プロフ) - okayuhimeさん» 和也野郎ガンバレェ〜〜！負けんなぁ〜〜力のー〜〜限ぃりぃ〜〜……(´･_･`)これからどーなるか、私も未知（笑）でも和也野郎はきっと頑張ります！（笑） (2015年12月28日 1時) (
レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
okayuhime(プロフ) - みなもんさん» だって和也野郎に頑張ってほしいんだもん(；▽；) (2015年12月26日 20時) (レス) id: 2f147bbf59 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - れもんさん» ありがとーれもんしゃん＼(^o^)／素敵なクリスマス送れたぁ？緑くんも楽しく過ごしたかなぁ|(￣3￣)|若頭取のバックとチッスでメロンメロンなんだにゃ。でもこの先どーなるかにゃぁ〜〜＼(^o^)／←早く決めなさい。 (2015年12月26日 13時) (レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - akkoさん» グーテンモルゲンタイム見たかった？かわいいおずんは流れず…( ´艸｀)櫻井銀行さんとも野郎とも接吻しただす！羨ましいだす！ちくしょ！どーしよっかなー。この先。←おい。 (2015年12月26日 12時) (レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - ゆーみんさん» 櫻井さんがぐいぐいきてますねぇ( ´艸｀)けど和也とくっつきそう？( ´艸｀)むふふ( ´艸｀)なんて、まだ未定なんですよねぇ〜〜|(￣3￣)|どーしましょ（笑） (2015年12月26日 12時) (レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みなもん
| 作成日時：2015年11月20日 22時
