☆ ページ11
あ「じいちゃん？洗濯終わったよ。」
じい「おぉ。さすがに早いな。」
庭から、よいしょと縁側に上がって、台所に居るじいちゃんに声をかける。
あ「あ、もぅ、いいのいいの。洗い物も私やるから。」
じい「ん？……あぁ、悪いな。」
あ「いんだって。私やるんだから。ゆっくりして？」
じいちゃんは新聞を広げながらお茶を飲む。
じい「…………。」
あ「…うん？なに？どしたの？」
じい「お前がここに来てから毎日見てるが……何でも手際良ぅやるんだなぁ。これならいつでも嫁に行けるわ(笑)」
あ「…………。」
じい「家でもちゃんと家事やっとったのがよぅ分かる。」
あ「………へへ。そかな…。」
ここに来て１週間。
専業主婦も板についてきた。
でもごめんね、じいちゃん。
家では何にもやってなかったんだぁ…。
お母さんに任せっきりでさ…。
そう思うのと同時に、
あの人のアパートで暮らした短い日々が、
どんな家事だって嬉しくて仕方なかった幸せな時間が、
忘れないでと訴えるように思い出される。
「A、これちょー美味い！」
「ワイシャツ、アイロンありがと！」
「あれ？お皿新しくなってる！」
笑顔が…。
あの人の笑顔が頭から離れない。
きゅうっと胸が締め付けられて、
カチャカチャと音を立ててる泡の中に、ぽたりぽたりと雫が落ちる。
静かなこの家の中に、
水道の音と、食器の音と、
じいちゃんが新聞をめくる音があって良かった。
・
・
じい「さて。A。」
あ「うん？」
私の洗い物が終わると、じいちゃんが意味ありげに呼ぶ。
じい「すぐ出かける支度をしなさい。今日はちょっと、行くところがあってな。」
あ「……行くところ？私も？」
いいから来なさい、
いつになく強めにそう言ったじいちゃんに連れてこられたのは、
小さな出版社だった。
じい「おぉ、智。久しぶりだな。」
じいちゃんが“智”と呼んだその人は、
ヨレヨレのジャケット姿で、頭に寝癖をつけたまま、
書類と本に埋もれそうなデスクから、ぴょこんっと顔を出した。
智「あ、お待ちしてました。お久しぶりです。お元気そうで何よりです。」
じい「お前も元気そうだな(笑)ほれ、この前電話した、孫娘のAだ。」
あ「あ、あの、橘Aです…はじめまして……」
じいちゃんに、背中を押されて自己紹介すると、智さんはふわっと優しく笑ってくれた。
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みなもん(プロフ) - okayuhimeさん» 和也野郎ガンバレェ〜〜！負けんなぁ〜〜力のー〜〜限ぃりぃ〜〜……(´･_･`)これからどーなるか、私も未知（笑）でも和也野郎はきっと頑張ります！（笑） (2015年12月28日 1時) (
レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
okayuhime(プロフ) - みなもんさん» だって和也野郎に頑張ってほしいんだもん(；▽；) (2015年12月26日 20時) (レス) id: 2f147bbf59 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - れもんさん» ありがとーれもんしゃん＼(^o^)／素敵なクリスマス送れたぁ？緑くんも楽しく過ごしたかなぁ|(￣3￣)|若頭取のバックとチッスでメロンメロンなんだにゃ。でもこの先どーなるかにゃぁ〜〜＼(^o^)／←早く決めなさい。 (2015年12月26日 13時) (レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - akkoさん» グーテンモルゲンタイム見たかった？かわいいおずんは流れず…( ´艸｀)櫻井銀行さんとも野郎とも接吻しただす！羨ましいだす！ちくしょ！どーしよっかなー。この先。←おい。 (2015年12月26日 12時) (レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
みなもん(プロフ) - ゆーみんさん» 櫻井さんがぐいぐいきてますねぇ( ´艸｀)けど和也とくっつきそう？( ´艸｀)むふふ( ´艸｀)なんて、まだ未定なんですよねぇ〜〜|(￣3￣)|どーしましょ（笑） (2015年12月26日 12時) (レス) id: a4ec505875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなもん
| 作成日時：2015年11月20日 22時
