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先生達だけの雑談 #速水先生 #橘先生 ページ7

橘side


朝 ー校門 前ー


橘「……ねむっ…」

俺は欠伸をしながら校門を通り昇降口へ向かう。
今日は教頭先生の代わりに昇降口を開けるのを頼まれていた。そのためにいつもより早く起きたからかなり眠い。

電車の時間わかんなくて少し遅れたけど、まぁ…誰もいないだろ…。


速「あ、おはよう。橘くん。」

橘「………早くね?」

速「ちょっと来るの遅いんじゃない?」

橘「いや、速水が早いんだよ」

そう言いながら腕時計を指す速水に俺はつかさずツッコミを入れる。この人は昔から不思議な人ではあったがここまでくるとただのバカなのかと思う。

速「んー、そうかな」

橘「そうだよ……はぁ…」

速水はわざとらしく首を傾げ俺に笑いかける。それに対して俺はわざとらしく大きなため息をつく。

眠いからいつもより速水への対応が雑になる。


速「……橘くんはいつもより元気ないね」

そう言って俺の頭に手を伸ばす。
俺は反射的に速水の手を払い無理矢理、口角を上げニヤッと笑う。

橘「おじさんにそういうことされても嬉しくないんだけどな〜?」

速「あぁ…ごめんごめん。癖でね…?」

俺の焦ったような行動が面白かったのか速水も俺を馬鹿にするようにニヤッと笑う。

橘「ふっ…その顔、女の子の前でやらない方がいいよ?」

速「ふふっ…はいはい。さ、早く開けて橘くん?」

橘「分かってますよ〜」

俺の嫌味も綺麗にかわし大人の対応を見せる速水。
そんな速水に少し苛立ちながらも大人しく昇降口を開ける。

橘「はーい、開けましたよー」

速「…ん…ありがとう。橘くん」

俺が鍵を開け速水の方を振り返ればその瞬間に頭を撫でられる。不意打ちでさすがに俺でも速水の手を避けられなかった。

橘「……。」

速「ほら、早く行こ〜」



昼休み ー職員室ー


橘「…っていうことがあったんだけどさ」

林「はい。」

橘「こういうの俺もやりたい」

林「なんでそうなるんですか」

橘「女の子、キュンキュンさせたい〜!!」

林「……橘さんには無理じゃないですか?」

橘「え!?なんでそういうこと言うの!?」

林「それは速水さんだからできる技であって…」

橘「やだよっ!俺もやりたい!!」

林「いや…無理ですって」

橘「A〜〜!!」

『ちょっ、やめてください!!なんで頭撫でようとするんですか!!』

林「ほら言わんこっちゃないー」

速「何してるの〜?」

『バカ橘先生っ!!!』
橘「バカ速水っ!!!」

速「え?」



end

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設定タグ:先生 , 短編集 , 学園   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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もも - リクエストなんですけど先生が吐いちゃって夢主が看病するってやつできますか?! (5月28日 3時) (レス) id: b7a3283ec1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とっても面白いです!更新楽しみにしています!頑張ってください! (2021年4月2日 10時) (レス) id: c6c0c2c12c (このIDを非表示/違反報告)
星葵 - とっても面白いです!更新楽しみに待ってます! (2020年12月4日 16時) (レス) id: bc45ced7e6 (このIDを非表示/違反報告)
氷牙 - 孫さん» お帰り〜。心配してたよ〜。更新、お互いに頑張ろうね。時々見に来まーす。 (2020年11月17日 23時) (レス) id: f9e508b53a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます!また見にきていただいてとても嬉しいです!これからもよろしくお願いします!! (2020年11月8日 8時) (レス) id: 9a97074fe3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年12月8日 10時

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