先生達だけの雑談 #全員 ページ27
林side
夜 ー職員室前の廊下ー
Aからもらったストラップをじっと見つめながら職員室前の廊下を歩く。Aから祝われたあの時間を思い出すと自然と口角が上がってしまう。
林「ふぅ……よしっ」
俺は自分の頬を叩き歪んだ顔を直して職員室のドアを開ける。
橘「お誕生日おめでとう〜〜！！！！」
加「おめでとう！！林くん！！」
ドアを開けると同時にクラッカーのなる音がし橘さんと加賀が抱きついてくる。
林「……っ！？」
流石に二人は支えきれず後ろに倒れそうになるのを速水さんに支えてもらう。
速「ふふっ、大丈夫？」
林「は、はい…ありがとうございます」
俺は乱れたスーツを直しながら速水さんに頭を下げる。
橘「林！これみんなから誕生日プレゼント！」
林「ありがとうございます…！」
俺は橘さんから大きな紙袋を受け取り早速中身を見ようと用意された椅子に座る。
よく見ると眠そうにしている有栖川もいる。
そして離れたところで俺達を見ている八神も。
加「あ、あと！俺から！はいっ」
林「え……なにこれ」
有「見てわかんないの？犬のぬいぐるみじゃん」
林「いやデカすぎるだろ！」
加賀から渡されたのは両手で抱きかかえてやっと持てるような大きな犬のぬいぐるみだった。
加「林くん犬好きって言ってたから」
林「好きだけどさ……」
心配そうに俺の顔を覗き込む加賀に俺は苦笑いをする。
橘「どうやってそんな大きなもの持ってきたのよ」
加「自転車の後ろに乗せて……」
有「側から見たらかなり危ない人だよね」
林「まぁでも、皆さんありがとうございます」
俺は椅子を立ち深々と頭を下げる。
速「俺、若い子の流行とか分からないから気にいるかわからないけど……林くん、お誕生日おめでとう。」
そう言って速水先生から綺麗に包装された小さな箱を渡される。
林「速水さんも……すみません」
速「いいのいいの…！」
橘「ちょっと！俺のプレゼントも見てよ！」
林「あ……はい」
俺は橘さんからもらった紙袋の中を見る。
中には包装された長い箱と可愛くラッピングされている袋そして青色のリボンがついた小さな箱があった。
橘「その長い箱が俺の！で、中身は…」
有「ネクタイでしょ」
橘「ねぇ、なんでいうのっ！」
有「俺のはその袋ね」
有栖川は袋を指しめんどくさそうに欠伸をする。
林「…じゃあこの箱は？」
橘「あー、それは……ね？」
そう言ってウインクをし指を指す橘さん。
→続く
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孫(プロフ) - 氷牙さん» リクエスト更新したよ〜！イメージと違ったら教えてね(*´ω｀*) (2019年12月9日 21時) (
レス) id: 9a97074fe3 (このIDを非表示/違反報告)
宮川春乃 - 孫さん» とても良かったです！ありがとうございました！ (2019年12月7日 22時) (レス) id: 248d3c8423 (このIDを非表示/違反報告)
孫(プロフ) - 宮川春乃さん» リクエスト更新いたしました！イメージと違いましたらお伝えください(土下座)またのリクエストお待ちしております(*ﾟ∀ﾟ*) (2019年12月7日 20時) (レス) id: 9a97074fe3 (このIDを非表示/違反報告)
孫(プロフ) - まなさん» こちらこそリクエストありがとうございました！顔文字成功してますよ！可愛いです！ (2019年12月7日 13時) (レス) id: 9a97074fe3 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 顔文字初挑戦したのですが失敗してしまいました・・・すみません・・・ (2019年12月7日 13時) (レス) id: 495cb81a07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：孫 | 作成日時：2019年10月26日 17時
