先生、恋ってなんでしょう２【短編集】

月が綺麗ですねと言ってみた ページ1

加賀先生

「ふふっ……俺は死んでもいいよ？」
☆さすが国語科、完璧な返事をしてくれます。貴方が頭にハテナを浮かべていると「い、意味知らないで言ってたの！？」と顔を真っ赤にします。

林先生

「……へぇ、ロマンチックじゃん」
☆貴方が恥ずかしそうに言うと貴方の顔を見つめニヤニヤと笑います。貴方がそっぽを向くと「……月はずっと綺麗だったけどな」と小さく呟きます。

有栖川先生

「……何言ってんの？」
☆ロマンチックのかけらもありません。貴方が少し不満そうにしていると「そう言うのはさ、はっきり言ってよ」と手を掴まれ抱き寄せられます。

速水先生

「百年目に咲くユリの花のようだね」
☆貴方が呟くと貴方の頭を撫でて答えます。貴方が頭にハテナを浮かべていると「いつか意味がわかるよ…」とニヤッと笑い長いキスをします。

橘先生

「…傾く前に出会えてよかった」
☆貴方が恥ずかしそうに呟くと貴方を抱きしめ貴方の耳元で囁きます。貴方が意味を聞こうと口を開けるとそのままキスをされてしまい結局意味は聞けません。

八神先生

「手を伸ばせば届きそうだな」
☆貴方が恥ずかしそうに言うと先生は月を見たまま答えます。貴方が黙っていると「なんか言えよ…」と少し耳を赤くしてデコピンをされます。

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