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◎ ページ16

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Aの温もりを体全体で感じた。

俺よりも小さい体が、驚きながらも優しく抱きしめ返してくれる。









「ユンギ、どうしたのさぁ」


「……っ、」



















気づけば俺の目から、あいつがいなくなってから一滴も流さなかった涙が堰を切ったように次々に零れ落ちた。


必死に抑えようと歯を食いしばった。

体が小刻みに震える。

俺はAにしがみつくように、更に強く抱きしめた。









「…泣いてるの?」


「…………っ、ぁ、A、」


「ん? なあに?」


「A……っ、」


「…うん。ここにいるよ、私」



















Aだ。

会いたかった。

会いたかった。



















会いたかった。









...

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設定タグ：BTS , 防弾少年団 , ユンギ
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作者名：りしゅ | 作成日時：2020年6月23日 0時

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