らっだぁ、魔法使いなるってよ。-3rd- ページ3
「あんたなんか死ねばいいのよ!」
バンッ!ドサッ!
いつものように部屋に鳴り響く痛々しい音
ああ、いつからだろう。
「いt「うるさい!あんたなんか…あんたなんか…!生まれてこなければよかったのよ!」
ゴキっ!
こんな「おかあさん」になったのは。
母親から突き飛ばされ、そのまま床に倒れて頭を打った。
母親は気が済んだのか、別の部屋に行った。
「こんな家、出てってやる。」
そうおもったのは、初めてだった。
思い立ってからは、行動が早かった。さっさと荷物をまとめて、ばれないように、窓からこっそり抜け出した。むかしはこんな「おかあさん」じゃなかったのにな。
「残念。」
あ、そっか。
昔は…
ホントのおかあさん
だったっけ?
僕は…俺は…
あぁ、そうだった。
チュンチュン
小鳥のさえずりが館の外から聞こえる。
翌日…
「ん...?」
ゴソゴソ…
スポ!
「ら!」
布団から、らだお君がスポンと顔を出した。
「んふふ〜らだおくんだぁ〜」
そういうと、らだお君は嬉しそうに
「ら!」
と、ニコニコした顔つきで俺の上に乗ってきた。
「んぁ…ねむいぃ…」
バンッ
そう言って館の扉が勢いよく開く。
md「ヤッホーラダオクーン」
「ん…なんだぁ…みどりくんかぁ…」
md「ア、扉壊シチャッタ」
「直しといてぇ…寒い…」
md「オッケェー^^」
そのままみどりくんは部屋から出て行った。
…直さねーのかよあのみどりくs⦅
らだおくんがここぞとばかりに本と杖を取り出す。
「はぁ〜…」
ベットから降りて扉のほうへ杖を向ける。
みどりくんが来るときはいっつもこうなる…もう本がなくても覚えちゃった。
目をつぶり、杖で円を空中に書く。その円の真ん中を杖で突くようにして目を開く。
呪文を唱えると、みるみる扉が治っていく。
まったく…
まぁいっか。
俺はどんな過去があっても、運営と一緒なら、何でもできるような…そんな気がする。
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らだおくん
ら!
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パピコさん(プロフ) - 「らっだぁ、魔法使いなるってよ。続き」で続き書いてます。 (2022年6月1日 19時) (レス) id: d9a0d701a6 (このIDを非表示/違反報告)
パピコさん(プロフ) - ありがとうございます!今占いツクールのアカウントに入れなくなって別のアカウントで投稿してます!そちらも見てくれると嬉しいです! (2022年5月31日 20時) (レス) id: d9a0d701a6 (このIDを非表示/違反報告)
\(^o^)/ - 一気読みしました!とても面白かったです!神か!!これからも頑張って下さい!! (2022年5月28日 6時) (レス) @page10 id: 111ab3751f (このIDを非表示/違反報告)
パピコさん(プロフ) - ちなみに最後のページは間違えて投稿しました。 (2022年5月1日 15時) (レス) @page10 id: d50929e018 (このIDを非表示/違反報告)
パピコ(プロフ) - 更新頑張ります…1000hitありがとうございます。はい…ホントに…ごめんなさい…まじで。 (2022年4月27日 19時) (レス) @page8 id: c6bd959eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パピコ | 作成日時:2022年1月19日 17時