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貴方side
一人静かに廊下を歩いていると
監「どーも」
気付けば隣に監督生がいた
いつものやかましい奴らは周りにおらず、首を傾げると読み取ってくれたのか
監「あの三人はまたやらかして呼び出されてるんです
自分は今回上手く抜けられました」
イェーイと笑顔でピースをする監督生
一人で歩くのは嫌なのだろう。だから僕なんかに話しかけているのだ
そう勝手に解釈して僕は監督生を拒むことは無かった
監「Aさんってスカラビア寮の人なんですよね？」
『そうだよ』
監「スカラビア寮ってどんな所なんですか？
他の寮には入ったことがないので気になります」
『どんな所……凄く、暖かい所かな…
人も土地も…それと……凄く、…光が多いかな』
監「星とかですか？」
『ううん。スカラビアは電光が多いんだ
だから星は見れないよ』
監「えぇ！勿体ない……オンボロ寮は電光が少ないので窓から見る夜空は宝石のように綺麗なんです！
まぁ…窓から見なくても穴だらけなんで見れるんですけどね…」
なんて苦笑いする隣の子
でも少しだけ羨ましかった。星というものは魔法か本でしか見た事がない
…一度でいいから……星を…この目で見たい…
監「なら、来ます？」
『…え？』
監「あれ？聞き間違えかな…。星、見たいんですよね？」
『…声に出てた？』
監「微かではありますが…はい」
『…ごめんね。忘れてくれ』
そう言って暫く歩いた後
監「…今日！お暇でしたらどうです？自分と二人が嫌でしたらエースやデュースも誘いますし！
…強制はしませんが………友達、として…お誘いしたいです…！」
…友達…
あぁ…君が僕の隣を歩くのは一人になりたくない訳じゃないのか…
僕を友達と認識しようとしてくれているんだ
……僕も…友達と…思っていいかな…
『…是非、お邪魔させてほしい。迷惑でなければ』
そう言うと監督生は目を見開き、心底嬉しそうな顔をした
気分が高まったのか僕の腕を掴み、遅刻しそうな訳でもないのに廊下を走らされた
少し、…楽しいなって…思えたかもしれない
その日のお昼もお誘いしていただき、ジャミルに連絡を入れて問題児君達と昼食を共にした
監「あ、そうそう。今日寮にAさんを呼んだんだけど…二人も来る？」
De「なんでだ？」
監「星を見るんだよ」
Ac「星ぃ？なんでまた星なんて…」
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るーるるー(プロフ) - noumintouminさん» ありがとうございます。好きと言って頂けて光栄に思います。更新の方は可能な限り全力を尽くします故、応援の程宜しくお願い致します。 (2020年6月14日 0時) (
レス) id: 4fadcecdf1 (このIDを非表示/違反報告)
noumintoumin(プロフ) - 心惹かれる作品ですね。とてつもなく好きです！更新頑張ってください！！ (2020年6月6日 12時) (レス) id: e7570f0985 (このIDを非表示/違反報告)
るーるるー(プロフ) - 詞輝さん» コメントありがとうございます。幾分、ストーリーは決まっているんですが、なかなか進め方が難しく更新が遅くて申し訳ないです。可能な限り全力を尽くしたいと思います。応援感謝致します (2020年5月31日 12時) (レス) id: 4fadcecdf1 (このIDを非表示/違反報告)
詞輝 - おもしろいです！！続きが気になります。応援してます！更新頑張ってください！！ (2020年5月31日 1時) (レス) id: 746ebb4f25 (このIDを非表示/違反報告)
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