第漆ノ話 ページ7
山の中に入っていった俺達三人。
…先刻より、声が大きく聞こえてくる
意識しなくても、聞こえてくる。
ほんと、何これ…
「__ぜ_いつ、善逸!」
「〜ッ!?!?あ、ごめ、ん気付かなかった」
「大丈夫か?善逸、顔色が悪いぞ?それと、何時もより強い恐怖の匂いがする。」
話しかけられてたの、
全然気付かなかった。
「、ああ、大丈夫だよ、心配かけて悪いな、」
そう、へらっと笑ってみせるが、
だいじょうぶじゃねーよ!!!!!
そう叫びたい
でも、
炭治郎に、
また迷惑かけてしまった。
俺の方が
年上なのに。
…年上なのに。
ほんっとに、俺って駄目だなぁ。
「……善逸…」
嗚呼、炭治郎は気付いてるんだろうなぁ
「くよくよしてんじゃねーよ!この山の神、伊之助様がついてるんだ!死ぬわけがねぇぜ!」
伊之助も気付いてたんだ
そりゃそうか…
「_うん、行こう。大丈夫だ。ありがとう」
それから、かなり山の奥に入ってきた。
あれ、声が聞こえなくなった
離れてったのかな…
いや、寧ろ好都合だ。
良かった…
「道が三つに別れてる…此処からは、別れて行かなきゃならないな。」
「善逸、だいじょうぶか?」
「ああ、声も聞こえなくなったし、離れていったんだろ。ありがとうな、炭治郎」
そういうと、ああ、と言って、炭治郎は微笑んでくれた。
ほんと、そういうとこだぞ…!
「じゃあ、鬼を見つけるか、危険な状況になったら、集合しよう。俺の鎹烏…善逸のうこぎも、伝えてくれるし、伊之助は空間識覚で場所が分かるだろう?」
「うん」
「分かったぜ」
「じゃあ___気をつけて。」
そう、炭治郎が言うと、
俺達三人はそれぞれの道に別れていった。
気持ち悪い声は、
声は完全に聞こえなくなっていた。
********
わたし、ばけもの夜話づくしと地縛少年花子くんの世界観が好きなので、
コトワリ様はその影響を多少受けてるかもです。(だからなに)
ホラーは多少好きなんですけど、見て後悔するタイプです。
ゲームだったら怪異症候群が一番トラウマ…
はい。何でもない話です。
読んでくださり感謝感激雨嵐です!
ちまちま更新しているので
迷惑かもしれませんすみません…
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瑠亜(プロフ) - あ、これ天才が作ったやつだ、(怪異症候群めっちゃトラウマです同士いて良かった) (7月15日 13時) (レス) @page7 id: 76ac5eedef (このIDを非表示/違反報告)
脅威のセラフ - え、ここでですか!? (2021年1月15日 19時) (レス) id: 285d3eca52 (このIDを非表示/違反報告)
白玉の星(プロフ) - おわ、り?そっか…完結おめでとうございます! (2020年5月24日 17時) (レス) id: 897ea2c55e (このIDを非表示/違反報告)
傀儡師 - あ、これ面白いやつだ。続き期待してます (2020年3月4日 11時) (レス) id: 4b35f08325 (このIDを非表示/違反報告)
Rei@すいオレ,(プロフ) - つりーそんさん» ありがとうございます…がんばります…読んでいただいて嬉しいです!感謝です! (2020年2月18日 19時) (レス) id: f1f3cb152e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rei@すいオレ, | 作成日時:2019年12月11日 16時