検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:23,598 hit

第陸ノ話 ページ6

善逸side


今日は鎹烏の伝令で

何時もの皆と、とある山に任務に来ていた。


この山に特に名前は無いらしく、
ただ道案内をされただけだった。


今はその麓まで来ている。



…声が、聴こえるんだよなぁ

最初は気付かないくらいの小ささだったんだけど

近づくにつれて、確実に少しずつ大きくなってる

弱々しいとかそんな感じじゃなくて

うん、
気持ち悪い


二人には聴こえてないのだろうか、



「なっ、なあ、声…声が、聴こえないか…?」



「声?」

「声だと?」


「えっ…うん、」



…聴こえないかぁ
いやでもほんとに気持ち悪い声なんだよ




「声なんて聞こえねぇぜ!それでもなぁ、この山はあれだ、すっげー禍々しいモノを感じるぜ!蜘蛛の山の倍だな!」

「俺も声は聴こえないが…それでも、今までに嗅いだことのない匂いがする…」




それでも、皆は何かしら感じてる。

………声は聴こえてないみたいだけど



「ねずこちゃんは…?」


「………」



何時もは何かしら返してくれるんだけどなぁ…

なら返事は"いいえ"かぁ


誰か分かってくれないかなぁ
ほんとに気持ち悪いんだって
"こっちにおいで"って


ずっとずーっと聴こえてくる

正直いわなくても怖い。
今立っていられることも信じられないくらい
ほんとにさ、「こっちにおいで」

「__ッ!?」



おいおいおいおいなんだよなんなんだよ
怖すぎじゃねぇのなんで俺ばっかり!!?


「、善逸、大丈夫か?」


ああ、炭治郎は優しいなぁ




分かってる

行かなきゃならないんだ

それか俺達の仕事だから

鬼に命を奪われる人を

一人でも減らさないといけない

悲しむ人を減らさないといけない




でもなぁ!怖いものは怖いんだよ!!!!




「何ごちゃごちゃぬかしてやがる!鬼を斬ればいいんだろ!さっさと行くぞ!」


「ほら、善逸、行くぞ、」


「わかってるよわかってる!でもねぇ!?怖いものは怖いんだって〜行くけどさぁ!!」





俺達は山に入っていった。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 






 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 


_________こっちにおいで

第漆ノ話→←第伍ノ話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
115人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 深夜廻 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

瑠亜(プロフ) - あ、これ天才が作ったやつだ、(怪異症候群めっちゃトラウマです同士いて良かった) (7月15日 13時) (レス) @page7 id: 76ac5eedef (このIDを非表示/違反報告)
脅威のセラフ - え、ここでですか!? (2021年1月15日 19時) (レス) id: 285d3eca52 (このIDを非表示/違反報告)
白玉の星(プロフ) - おわ、り?そっか…完結おめでとうございます! (2020年5月24日 17時) (レス) id: 897ea2c55e (このIDを非表示/違反報告)
傀儡師 - あ、これ面白いやつだ。続き期待してます (2020年3月4日 11時) (レス) id: 4b35f08325 (このIDを非表示/違反報告)
Rei@すいオレ,(プロフ) - つりーそんさん» ありがとうございます…がんばります…読んでいただいて嬉しいです!感謝です! (2020年2月18日 19時) (レス) id: f1f3cb152e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Rei@すいオレ, | 作成日時:2019年12月11日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。