第玖ノ話 ページ9
いっしょににににににににににににににににに
きてあげててあげてきてききききてあげげて
かわいそうかわいそうかかかわいそそそそかわいそうかわいそうううかわいそう
__かわいそう
…
___そこから先のことは、あまり覚えていない
気がついたらここに居た
離れたところに…鳥居?みたいなのが見える…
足に若干の疲労を感じるから、
多分走ってここまで来たんだろう
違う山に来ちゃったのかな…
あと何回か転げてる…葉っぱついてたし…
「ここっ、どこ…ねえぇえええ…」
……
しばらくずっと
あの声が消えなかった
こっちにおいで
いっしょにきてあげて
かわいそう
って、今も
意識して聴いたら
うっすらとだけど、聴こえてくる
ん? あれ
そういえば
「チュン太郎は、?」
あたりを見回すけど
いない
いない…?
いない。
「えええええええええええええええっ!?もしかしておいてきちゃったぁ!?!?どうしようどうしようでも戻り道分かんないって!どうしよう大丈夫かなぁ!?ああああああいや!いや!!」
炭治郎や伊之助にも伝えなきゃいけないのに。
彼処に近づいちゃ駄目だって
「どうしようどうしよう誰かいないのっ!?ねえっ!ゔぁああああ…」
もう一度辺りを見回すけど
山。
…山。
緑ばっかり!!!!
あるのは…鳥居………
「誰かいたりするかなぁ……もういやだよぉ…」
鳥居…
__なんでか分からないけど
その鳥居の向こうに
行ってみたいと思った
なんか…惹かれているっていうか
いつもの俺なら
動くことすらしないよ
怖くって足に力が入らなくて
歩けないんだ
でも、なんでか分からない
分からないけど
その先に、行かなきゃいけないって
思った
「……」
足が
本能で動いているみたい
行ってみるだけ。うん……
……
「ここの山、さっきの山と雰囲気が違うなぁ」
禍々しい感じは全然感じない
でもなんか、近寄り難いっていうか
重厚感があるっていうか
道も通りやすいし、
手入れも少しはされてるみたい
誰かが通った跡もあるし
人がいるのかな…
誰かいますように…
*
お話の内容を考えるにあたって、
今までの話の内容を多少変えることがあります。
すみません…
115人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠亜(プロフ) - あ、これ天才が作ったやつだ、(怪異症候群めっちゃトラウマです同士いて良かった) (7月15日 13時) (レス) @page7 id: 76ac5eedef (このIDを非表示/違反報告)
脅威のセラフ - え、ここでですか!? (2021年1月15日 19時) (レス) id: 285d3eca52 (このIDを非表示/違反報告)
白玉の星(プロフ) - おわ、り?そっか…完結おめでとうございます! (2020年5月24日 17時) (レス) id: 897ea2c55e (このIDを非表示/違反報告)
傀儡師 - あ、これ面白いやつだ。続き期待してます (2020年3月4日 11時) (レス) id: 4b35f08325 (このIDを非表示/違反報告)
Rei@すいオレ,(プロフ) - つりーそんさん» ありがとうございます…がんばります…読んでいただいて嬉しいです!感謝です! (2020年2月18日 19時) (レス) id: f1f3cb152e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Rei@すいオレ, | 作成日時:2019年12月11日 16時