検索窓
今日:68 hit、昨日:9 hit、合計:51,129 hit
小｜中｜大

121 ページ23

．













壊れたような、変なシャッター音が聞こえて。











私は口元を手で覆った









強い吐き気を感じて、目の前がぐらぐらと揺れ出したから











体の震えがおさまらない



倒れそうで、気持ち悪くて、吐きそうで、泣きそうだ










信じたくなんて、なかった










できればずっと気付かないでいたかった










でもそれ以上に、私は知ってた
















“……相変わらずシャッター音変だねそれ”





“本当にね。まあ別に不便に思ってないからいいけど”



















私は、そのシャッター音を知ってる

122→←120



→ 目次へ｜作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 10.0/10 (129 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
830人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：環。 | 作成日時：2023年12月9日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。