ほとぼり。2 (ページ8)

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談笑、というかユナがSEVENTEENについて熱く語ってるのを適当に相槌打ちながら完食する

YN「んは〜〜美味しかったねA」

「ね、ここに来て良かったよ」

会計をしにいこうとするとスンチョル含め三人と会う

「「「「「あ」」」」」

言葉こそ発していないもののユナが興奮し始めたのが分かった

「…ユナ、うるさいよ」

YN「私まだ何も言ってないんだけど！？」

スンチョルはジッとこっちを見てくるしもう色々とやめてくれ

YN「あの、すみません

もしかしてSEVENTEENの方…ですか？？」

目をキラキラさせながら聞くユナは同性の私から見ても可愛いけど、今にも鼻息が荒くなりそうなのは勘弁して欲しい

MG「合ってますよ〜昨日来てくれてましたよね？？」

YN「わ、わ！わ〜〜〜！覚えててくれたんですか！？」

嬉しさのあまり泣くユナをもう一人が声をかけた

JH「あ〜あ、ミンギュ女の子泣かせた〜〜

俺がよしよししてあげる、こっちにおいで〜〜？」

明らかに供給過多でキャパオーバーするんじゃないだろうか

後々のユナが面倒くさそうだ、と苦笑いしているとスンチョルが私の方に近付いて来た

SC「CARATと会えるなんて本当俺達ラッキーだよ

伝票ちょうだい、奢る」

「え、いや、」

SC「いいからいいから」

ヒョイっと私から伝票を取り上げて会計をしに行くスンチョルを慌てて追いかける

「いいのに、昨日もスンチョルが払ってくれたじゃん

せめて何かお礼させて」

小声で言うと同じように小声で返された

SC「お礼とかいらないよ、俺がしたくてしてるんだし」

「それじゃ私の気が収まらないの」

SC「え〜、う〜〜〜ん………あ、そうだ

今度クマをドッグランに連れて行くからそのとき一緒に来てよ」

……え？クマって、あのクマだよね？？

拍子抜けしているとスンチョルが小さく吹き出した

SC「約束ね」

「う〜〜〜〜〜〜ん…分かった」

言いたいことは沢山あったけど私が了承するとスンチョルは満足そうに頷いた