ほとぼり。2 (ページ37)

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黙り込んだ私を見て何かを察したのか、ジョシュアは柔らかい表情から真剣な顔つきに変わった

JS「思い当たる節あるの？」

「……ある、は、あるけど…」

JS「教えて欲しい」

私はセアちゃんのことをジョシュア達にも話した

スンチョルに話した時は伏せていた部分も、隠さずに全て

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DN「僕達のファンで、スンチョリヒョンのペン…」

WN「加えて、酷く粘着質」

JN「…直球すぎじゃない？」

ジュンがそう言うもウォヌは本当のことだろ、と言って涼しい顔をしていた

HS「じゃあそのセアって子がAヌナ達のこと付き纏って盗撮したってこと？」

「いや、私も分からないんだけどね？

心当たりと言ったらそれくらいで、セアちゃんがしたっていう確証もないからどうとも…」

VN「まあAヌナの身近な人ってことは確かだと思いますよ

二枚目はクプスヒョンの顔見えてないんだから比較的顔が見えてるAヌナに照準を合わせたはずです

Aヌナのことを知ってる人じゃないと、その付き纏いも出来ないと思う」

…確かに

「だけどセアちゃんも流石にここまでするかな」

SG「いや、相手はAヌナと関わりがなかったにも関わらず平気でぶつかってくるような人ですよ？」

私とスングァンがそんな会話をする中、ジョンハンとジョシュアとウジは何か考えてるようだった

メンバー達がそれぞれ見解を述べているとジョンハンが口を開いた

JH「…とりあえずAは俺達関係者以外に何か言われても知らないフリすること

事務所がどう出るかは俺達も正直分からない

一応、必要以外の外出は控えて」

「……分かった」

JH「裏口開けるから、今日はそこから帰りな

何かあったら絶対に連絡して」

「…うん。みんな、本当にごめんなさい」

私がそう言うと、大丈夫だから顔あげて、なんて言われて更に気を遣わせる始末

荷物を持って裏口から出ると、さっきまで晴れ渡っていた空が今はまるで私の気持ちを写し出したかのように酷く淀んでいた