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YN「ねえせっかくだからさ、この辺ぶらぶらしようよ」
「いいねどこ行く？」
YN「ご飯食べに行こ！もうお昼に差し掛かるし」
何食べよっかな〜とウキウキで食べログを見ながら準備をしているユナ
私も身支度をしているとスマホから通知音が鳴った
체리無視しないでよ……ㅠㅠ
そういえば返信しようと思ってたらユナが起きたから返信してないんだった
実際に言ってくるスンチョルの姿が安易に想像できて少し笑う
Aごめんね忘れてた
체리忘れないで…
A私はよく眠れたよ、スンチョルは?
체리俺も久しぶりによく眠れた。Aのおかげ
普段あんまり眠れてないんだろうか
過去に大勢の人の前に立つことが苦手って言ってたしそれも関係してるかもしれない
何か力になってあげたいと思うけど、ここで私が無理に話を聞き出したりすると却ってスンチョルの負担になるだろう
触れるべきか少し迷って、やめた
Aそれなら良かった
YN「A準備できた？そろそろ出るよ〜〜」
「あ、うん分かった」
A今から出かけないといけないから、またあとでね
スマホを閉じてユナと部屋を出る
通知音が聞こえた気がしたけどまあいいや
「何処で食べるか決まった？」
YN「ふっふ〜ん、ズバリ！ここよ！」
ユナがスマホを私の顔に向けてくるが如何せん近過ぎて何も見えない
「距離感バグりすぎでしょいくらなんでも」
YN「ごめんごめん
これくらいじゃないと見えないかと思って」
「私をなんだと思ってるの？？」
YN「ビビンバ！」
私がビビンバってこと？と困惑していたら、そうではなくビビンバを食べに行くらしい
結局口頭で説明するならさっきのやりとりはなんだったの？？？
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作者名：環。 | 作成日時：2023年11月11日 2時
