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次の講義が被りのユナはトイレに行った後、定位置の私の右側に来てそのまま一緒に移動した




YN「次の講義だるいね〜あの講師本当嫌!」


「それどの講義の時も言ってない??」


YN「え?そうだっけ?」


「またすっとぼけて」


YN「いいじゃん別に〜〜………あ!


ねえA、明後日空いてる?

私が前から言ってたSEVENTEENカフェあるじゃん、そこに行きたいんだけど」



明後日は土曜だ

スンチョルと約束があるし申し訳ないけど断らなきゃな



「ごめん、土曜は予定があるの」


YN「ええ〜そっかあ……………残念」



立ち止まって肩を落とすユナにもう一度謝ると、大丈夫!と言って私の左側に駆け寄った



すると突然後ろから誰かにぶつかられ、よろめく


びっくりして後ろを振り返ると女の子が私をキッと睨んでそのまま歩いて行った



YN「……な、何よあれ!絶対わざとぶつかったでしょ!

謝らないなんて最低、ちょっと待ちなさ…!」

「ユナ!いいよ大丈夫」



追いかけようとするユナを引き止める


にしてもあの子は誰なんだろうか、私が気付かないうちに恨みを買ってしまったのかな



YN「ほんっとあの女…!」


「知ってるの?」


YN「知ってるも何も、大学入ったばかりのときよく話してた人なのよ。名前はセア。


まあまあ良好な関係築けてたんだけど私がSEVENTEEN好きって言ったら急に態度変えてね」



同ペン拒否的なアレよ、と言いながらため息をつく



「そんな人がいたんだ」


YN「確か……スンチョルペンだったかな?


おおよそ、自分が今回のライブ外れたからって僻んでるんでしょ


SNS何回ブロックしても監視するつもりなのかしつこくフォロリク送ってくるし、本当気を付けてね」



何かあったら私に言うこと!と言ってくれるユナはすごく頼もしい



話を聞く限り結構本当に関わると危なさそうな人だ


今みたいにわざと私にぶつかってきたし、これからまた何をしてくるか分からない



「うん、ユナも気を付けてね」


YN「私は大丈夫」









セアちゃん、か








私は高校の時のことを思い出して少し不安になった

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作者名:環。 | 作成日時:2023年11月11日 2時

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