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JW「Aちゃん！最近できた駅前のカフェ分かる？
もっと仲良くなりたいしさ今日の放課後一緒に行こうよ！
あ、良かったらぁスンチョルくんもどうかなぁ？」
頰を少し赤く染めながら猫撫で声でチラチラと彼の方を見ながら聞く彼女が仲良くなりたいのは、おおよそ私じゃなくて彼なんだろう
SC「え、俺？
ごめん、悪いけど練習あるから俺は行けないよ」
JW「………そっかぁ、残念
じゃあ連絡先だけでも交換しよ？空いてる日教えて欲しいし！」
隠すつもりがないのか彼のことが好きなのバレバレだ
というか仮にも彼女の私の前で堂々と連絡先聞こうとしないで欲しい
ジウちゃんが自身のスマホを取り出そうとすると彼が止めた
SC「俺彼女いるから、ごめん」
JW「知ってるよAちゃんでしょ？
ねえAちゃん、別にいいよね？」
まさか私に振ってくるなんて
一体どう返すのが正解なんだ、これは
「え、あ〜〜〜……」
返答に困っている私を察したのかはよく分からないけど彼がサッと助け舟を出してくれた
SC「Aが良い悪いじゃなくて俺が嫌なんだよ
そういうことだから。A行こう」
私の手を引いて席から離れる彼に慌ててついて行く
後ろを振り返ると彼女は私を睨んでいて、気まずくて彼の背中に視線を戻した
私のせいで嫌悪な空気になってしまった
あの場にいたクラスの人は知らないフリしながらも、みんなこっそり聞き耳を立てていたのが私には分かる
私はずっとモヤモヤしたままだった
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作者名：環。 | 作成日時：2023年10月25日 18時
