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ライブ会場に着き、アイドルの登場を待つ



YN「ひ〜〜〜っドキドキする!


ねえA大丈夫?私心臓出てないよね??」


「あ〜、なんかそこら辺転がってたよ」



そう返すと無言で軽く肩を叩かれる


なにゆえ



YN「てか今回いい感じの席だしああもう本当最高!FCマンセ!


あっっ!!もう始まる!!A静かに!!」


「いやさっきから騒いでるのユ…もがっ」



ユナの方でしょ、と言おうとした瞬間口を手で押さえられる


今この会場で一番私が不憫な目に遭ってる気がする




 







盛大な音楽が流れ始め会場は盛り上がる




一人一人の顔がモニターに映し出されそれをぼうっと見ていたが、





ある人が映し出された瞬間





私は目を見開いた





YN「きゃ〜〜〜!!かっこいい〜〜〜!!


 







スンチョル〜〜〜!!!!」






名前を教えてないはずの、彼を知らないはずのユナが呼んだ彼の名前が、私の頭の中でこだまする

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作者名:環。 | 作成日時:2023年10月25日 18時

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