ずっと君だけを愛してるよ。②【SC】 (ページ4)

今日:48 hit、昨日:135 hit、合計:118,630 hit

・ページ4

.

SC side

彼女をよく見るようになってから気付いたことがある

あるときは一人でいたりまたあるときは女の子数人と一緒にいたりしていた

友達がいないわけじゃないんだな

もしかしたら一人が好きで普段は一人で行動することが多いだけかもしれない

『ヤー、スンチョラお前またニヤニヤしやがってよ〜』

SC「ニヤニヤしてねえよ微笑んでるだけで」

『お前の言う微笑みはニヤニヤなんだよ』

俺の隣に来た友達が俺を茶化してくる

やめろ！こっちはあの子を見るのに全集中の呼吸使ってんだ！

『まじ好きすぎだろお前〜〜』

SC「…は！？好き！？誰が誰を！？！」

変な単語が聞こえて驚きのあまり思わず勢いよく顔を友達の方に向ける

『うおきも！いきなりこっち見んなよな！

お前がその子のこと大好きでやまないんだな〜って言ってんだよ

逆にこんだけ毎日飽き足らずストーカー行為してニヤニヤしてんのに好きじゃないって言うのか？』

俺が………あの子のことを好き……………？？？？？？

完全にスペキャ状態だ

『てかそもそもお前毎日誰見てんの？』

SC「え？ああ、ほらあの子だよ

教室の奥の方で今一人で座ってる子。肌白くて髪綺麗な」

『あ〜〜？何処ど……こ…

……………………………お前まじで言ってる？』

SC「何だよ、至って大マジだけど？」

彼女の姿を見つけたらしい友達は途端に顔を顰めた

なんでそんな顔をするんだろう

『…スンチョラ、悪いことは言わないからあの女だけはまじでやめとけよ』

SC「はあ？何でそんなこと言うんだよ」

『お前ってまじで何も知らないよな〜〜〜

あの女誰にでも簡単に股を開くクソビッチで有名なんだぜ

人の男取るわなんわでみんなに死ぬほど嫌われてる

関わらない方が身の為だな』

彼女は俺の思ってた”有名”とは全く逆の方向だった