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(兄表記→SM)
喚くスンチョルを引きずってようやくお兄さんの家に着く
本来なら車で20分くらいで着くし、そう遠くない場所にあるが、
「どっかの誰かさんのせいでいつもよりも遠く感じた」
SC「なんだよぉ…」
しょぼくれたスンチョルが合鍵を使って扉を開けると勢いよくクマが飛び付いた
SC「ゔっ」
鳩尾にクリーンヒットしてない？？
SC「クマヤ！おおよしよし、元気にしてたか？」
「スンミンオッパお久しぶりです、お邪魔します！」
SM「わあA本当久しぶりだね！いらっしゃい！」
SC「は？なにA呼び捨てにしてんの？」
SM「ヤー、嫉妬深い男は嫌われるぞ？」
会って早々喧嘩が始まりそうなのは何で？？？？
こういう時どうすればいいのかなんて日本の少女漫画を読破したこの美少女Aちゃんにかかればお茶の子さいさい
「ちょっと！私のために争わないでよ！」
SC「…………………」
SM「…………………」
「その顔やめてくれない？？」
何なんだこの兄弟
微妙な空気が流れてる中、足元にふわふわとした感覚がして下を見るとクマが私を見上げていた
クリクリお目目で見上げる姿は実に罪深い、かわいい！
私は味方はクマだけだよ！
クマを抱き上げてそのふわふわを堪能する
「クマヤ〜〜！かわいいね、私の次に！」
SC「鏡見てこいよ」
「天使うつってるかと思ったら私だった！失敬失敬！」
SM「はぁ…………」
二人してやれやれみたいな顔しやがって
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作者名：環。 | 作成日時：2023年7月26日 16時
