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「うん」
SC「……言ったな」
私の後頭部を緩く支えられてスンチョルの顔が近付く
触れるだけのキスをして、少しだけ顔を離してお互いに見つめ合う
SC「……かわいいA。好きだよ」
「…私も好きだよ」
そう返したのを合図にまたキスをされる
さっきよりも長くて、深い
スンチョルとのキスは好き
すごく気持ち良くて頭が段々ふわふわしてくる
「……ん、ぅ」
SC「………………はぁっ………ん」
しばらくキスしてると突然スンチョルがバッと顔を離した
「スンチョル……？」
SC「……ちょっと、これ以上は止まんなくなるから」
私の頬に手を添えながら私の唇を親指でなぞる
普段ならこのまま続きをしてただろうけど今のスンチョルは熱があるし、これ以上の接触は本当に私にうつりかねない
もう既にうつってそうだけど
SC「続きはまた俺が治ったあとね」
「…うん、明日仕事なかったよね？いっぱい寝て休んで」
SC「ありがとうA
……………愛してるよおやすみ」
最後に軽くキスをされて私もリビングに戻る
若干ふわふわとした感覚に包まれながら眠りに落ちた
そして次の日私が熱を出したのは言うまでもない
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(「ふぇっくしょん！！」)
(「え〜〜〜い、だから言っただろ〜？」)
(「何よ、文句あるの？」)
(「…そういえば俺の顔中に冷えピタ貼ってあったなぁ」)
(「………ゴホッ」)
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作者名：環。 | 作成日時：2023年7月26日 16時
