ずっと君だけを愛してるよ。②【SC】 (ページ26)

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あの後私はリビングに行ってソファで寝たものの夜中に目が覚めてしまった

キッチンに行って水を飲む

スンチョルのこと心配だし、起きたついでに様子を見に行こうかな

まあ様子見に行くって言いながら私が寂しくてってのもあるけど……

そんなことを考えながらコップを置いてスンチョルが眠っている寝室に向かう

普段から眠りは浅いが、熱のせいで更に眠りが浅いのか近くに来ただけでうっすらと目を開けた

ベッドサイドにしゃがんでスンチョルを見る

SC「………ん……A」

とろんとした目をしながらだるそうに腕を上げ、その手を私の頭の上に乗せてゆったりと撫でる

SC「…うつるからあっち行ってな」

「うん、でも心配だし寂しくて」

SC「ふは、そんな顔すんなよ

治ったらまたいっぱい一緒にいてやるから」

熱のせいかいつにも増してふにゃふにゃとした笑顔

なんか赤ちゃんみたい

SC「は〜〜〜かわいいA、きすしたい」

「私もしたい」

SC「うっ…

キスできない状況で言うなんて生殺しもいいとこだよ…」

「…してくれないの？」

SC「あ〜、ほんとに、その言い方はずるいって

…うつっちゃうよ？いいの？」

心配の言葉を投げかける半面

既にスンチョルの手は私の頭の上から頬に移動してるし、目は口ほどに物を言うもので瞳の奥が欲を孕んでいた

その視線にぞくりとしながら私も見つめ返す