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SC side
SC「にしてもあんな押すことないだろ〜…俺何かしたかな…」
俺を家から追い出すようにAに無理矢理準備させられ
マネヒョンの運転するバンに乗り込み無事事務所に着いた俺は練習部屋への廊下を歩きながら小声で文句をこぼす
SC「(誕生日だってのに全然祝ってくれねえし…
なんか早く家から出て行って欲しそうだったし…
まじで俺何かしたかな、勝手にプリン食べたのバレたか？
いやでもAはアホだから気付かないか…)」
割と沢山心当たりがあることが否めない
どれが原因なのか必死に思考を巡らせてる間に部屋の前に着く
廊下からでもメンバーがワイワイ騒いでいる声が聞こえる
SC「(Aには祝ってもらえなかったけどあいつらなら祝ってくれるよな)」
そう期待しながらウキウキで扉を開けると
メンバーが俺を見た瞬間さっきまで騒がしかったのが嘘かのようにシンと静まり返る
SC「…えっ」
HS「ああスンチョリヒョン来たんですね
じゃあ早速練習始めましょうか」
…もしかして本当に俺何かやばいことやらかした？？
メンバーに冷ややかな目を向けられる中
能天気に「祝って〜〜〜〜〜〜！」なんて言えるメンタルを持ち合わせていない俺は大人しく練習に取り掛かる
SC「(ま、まあしばらくしたらいつも通りになるだろ…)」
.
.
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HS「スンチョリヒョン！もうちょっと移動早く！」
しばらく
HS「そこ振り付け違います」
すれば
HS「あ〜〜〜だからもう違いますってば…」
元に
HS「全然集中できてないじゃないですか…
はあ…一旦休憩挟みましょう」
……戻らねえじゃねえか！！！！！！！！！！
俺が注意されてる中メンバーはいつものようにフォロー入れてくれることなく
ただ無言でいたりため息をついたり…
俺泣いていいかな許されるよなこれ
とても誕生日の人と思えない対応にめげそうになる
SC「うっうっ…ジョンハナ〜〜〜…」
JH「何、こっち来んなよ」
SC「何でそんなこと言うんだよ〜…みんな俺に冷たい…」
ジョンハンにも冷たい対応をされていよいよ泣きそうだ
JH「俺トイレ行くから」
SC「あっ……」
こっちを見向きもせずに練習室から出ようとするジョンハンを追いかける気力もなくその場に佇む
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作者名：環。 | 作成日時：2023年7月26日 16時
