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私自身も最近これでいいのかと不安になっていた
アイドルとしてデビューするのに私という彼女の存在がいていいのか
私という彼女の存在がいるからスンチョルも気を遣って会いに来てるだけで
本当はもっと練習に集中したいんじゃないか、とか
欲を言うなら私だってもうちょっとスンチョルと話したい
さっきの別れだって本当は惜しかった
でもあそこで引き止めてもスンチョルを困らせるだけだし
優しく諭されてまたすぐ練習に向かうのは分かってるから
「(…スンチョルは私のことどう思ってるんだろう)」
考えれば考えるほど私の存在が彼にとって負担にしかなっていない気がして
彼を支えられている自信が私にはなかった
途端に申し訳なさが広がる
もう十分一緒にいた
これ以上は優しい彼を私の一方的な好きで束縛しちゃいけない
解放してあげなくちゃ、それが私にできることだ
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作者名：環。 | 作成日時：2023年7月23日 20時
