ずっと君だけを愛してるよ。【SC】 (ページ29)

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「ごめん、起こしちゃった」

SC「ううん大丈夫だよ、どうしたのA？怖い夢でも見た？」

私と向かい直したかと思えば優しく抱き締められる

「……うん、スンチョルが動物園から脱走する夢見た」

SC「ねえそれどういう意味？？？？？」

思いっきり眉間に皺を寄せるもんだから面白くてスンチョルの眉間を指でぐりぐりと押す

SC「痛い痛い痛い

Aのがよっぽどゴリラだよ力加減バグってるし」

「私スンチョルのことゴリラとか一言も言ってないんだけど」

ゴリラの自覚あったんだね！！！！そう言うと絞め上げられた

ゴリラと人間の力差を考えて欲しいよまったく

SC「怖い夢見たとかじゃないなら…寒かった？」

「御名答〜〜〜」

そう言いながら私もスンチョルの背中に腕を回す

暖かくて落ち着く匂いにまた睡魔が襲ってくる

うつらうつらとしていると私の背中に回されてたスンチョルの手が

私の眠りを誘うかのように一定のリズムでポンポンとしてきた

「…ねちゃいそう」

SC「寝ていいよ、Aが寝るまでずっとポンポンしててあげる」

その言葉に安心して私は眠りについた

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(「Aがこうしてずっと甘えてくれるならずっと冬でいいわ俺」)
(「毎年冬になるとニヤけ顔をずっと見る羽目になる私の気持ち考えて」)
(「そんな俺も好きだろ？……おい何で黙るんだよ！」)