ずっと君だけを愛してるよ。【SC】 (ページ18)

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『ねえそこのビッチ、たまには私らの役に立ってよ！』

『なにビビってんの？男好きのあんたにピッタリなことだよ』

鳥肌が立つほどの気持ち悪い笑みを浮かべ私を見つめてきた

『ちょ〜〜〜っとおっさんとホテル行くだけじゃん！

なぁんも難しいこと言ってない！』

『今日の放課後空けといてよ？』

こんなの、あんまりだ

「…嫌だ、私がそんなことしてあげる義務はない」

そう私が言った瞬間その場の空気がひんやりと冷たくなった気がした

そしていじめの主犯格の女の子が口を開く

『誰に向かって口答えしてんの？』

左頬に衝撃が走る

『お前みたいな奴に拒否権ねえんだよゴミ。大人しく空けとけ』

叩かれた左頬を抑えながら私は下を向く

すると飽きたようにみんなそれぞれ散って行った

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放課後なんて来るなといくら願っても時間は無情に進むもので

『じゃあよろしく頼むよ〜〜〜？

しっかり金もらってこいよクソビッチ♡』

そういって私の肩に手を置く

私の目の前にはこれから私の純情を暴くであろう人

もう完全に諦めてた

何かを言った所で変わるわけじゃない

なら抵抗せずに、なるべく痛い思いしないで済むように

最短ルートで事を終わらせた方が幸せなんじゃないかと思った

大丈夫、大丈夫

歩き出そうとしたそのとき