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LR「A、目が腫れてるけど昨日泣いた?」









『実はさ…彼氏がクリスマス出張だから一緒に過ごせないって言ったじゃん?けど昨日イルミネーション見に行ったら大学時代の親友と浮気してたの』









LR「え、は?まじ?」









『まじだよ、それで昨日めっちゃ泣いたー(笑)』









LR「いや、笑い事じゃない…なにしてんだあんたの彼氏は!!!ちょっと携帯貸しなさいよ!!」









『え、いやだよ。絶対なんか送るじゃん』









LR「あたりまえだ!!うちの大事なAを傷つけるなんて許さん!!」









『ははは…公園で虚しく酒飲みながら泣いてたらイケメンが慰めてくれた』









LR「え、まってどゆこと…」









『私、わりと大きな声で文句言ってたみたいでそれ聞いたイケメンが話聞いてくれたし、なぐさめてくれたんだよ(笑)』









LR「そんな優しい人いるんだね、私なら面倒くさくて逃げるわ、しかもイケメンだなんて…」









『だから、その時はダメージくそほどきいてたけど、話したからかまぁ心が軽くなった』









LR「心が軽くなったならいいけど…」









『でもなんかね、格好が不審者だったんだよ
全身黒に帽子にマスクだよ?深夜に中々やばくない?』









LR「え、大丈夫?無事帰れた?」









『普通に帰れたよ、危ないから絶対タクシーで帰ってくださいねって言われた程優しかった
会うことないだろうけど、一応名前も聞いた!』









LR「めちゃ優しいかよ…、名前何?」









『えっとー、ジョンハン、だったかな』









LR「ん?ジョンハン…?」









『なに、知ってるの?なわけないか』









LR「いや…なんか、んー、そんなわけないか」









『??』









LR「(ジョンハンって…たしか今をときめくアイドルにいたよね…?つい最近テレビでも見た…
しかもイケメンの全身黒で帽子にマスクとか信憑性高っ)」









LR「とりあえず、彼氏のことはもう忘れよう
そんなクソ男!


あんたにはもっといい男が似合う!!!!」









『そうだそうだ!忘れよう!!!』









LR「この会社の社員たち、Aが普段結構うるさいヤツってしったらビックリするだろうね」









『え、なんで?』









LR「あんた知らないの?真顔で仕事をテキパキとこなすし美人だから冷血の美女とも呼ばれて軽く恐れられてるよ」









『えっ…』

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作者名:あいす | 作成日時:2020年12月28日 2時

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