防弾少年団は私の彼？ (ページ33)

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ダンスのうまい彼。JK ページ33

「やばい…！」

カムバックを前にしたジョングクとは最近全く会えていない。
だから私はジョングクを見るために動画を見ているのだけど…

「テヒョン腰の動きなめらかすぎ…」

そう、グクを見ていたはずなのに、セクシーすぎるテヒョンに釘付けになってしまった。

ジョングクももちろんなめらかなのだけど。テヒョンにはなにかセクシーさがある。色気というか。

そのあともテヒョンの動きを見るためにいいねpt.2の動画を中心にダンスに注目してみる。

ああ…私ってば、ジョングクに久しく会ってないから欲求不満なのかな…と少し焦る。

そんなつもりで見ているわけではないけれど、やっぱり私だってジョングクが恋しくなる。

それから一週間後、ジョングクから連絡が来た。

『今日行くね。』

やっと、やっと会える。

私は嬉しくてお気に入りのニットワンピを着て、ご飯を作って待った。

♩ピンポーン

ベルが鳴って、急いで玄関へいってドアを開ける。

『ヌナ、確認してから開けた？だめだよ、危ない』

そういって中に入ってくるジョングク。久しぶりで嬉しすぎて確認も忘れていた。

「グク～、久しぶり。」

そういって自分から抱きついた。久しぶりだったからなんだか甘えたかった。

『今日は珍しく甘えたさんだね(笑)待っててくれた？俺のこと』

そういってグクも抱きしめ返してくれる。

「うん、毎日動画見てたよ。」

しゃべりながらリビングへ移動する。

『え～なんの？』

「歌って踊ってるときの！いいねpt.2いっぱい見てた！」

そう言うと、ジョングクは一瞬動きを止めて、ニヤリと笑って、

『なんでそれ？(笑)』

「ダンスすごくて！テヒョン腰の動きなめらかすぎる！」

私はテヒョンの動きを思い出して興奮気味にいった。

すると少しジョングクは不機嫌そうに、

『ヒョン？なんでヒョン見てんの、俺じゃなくて』

と言った。

「ジョングクも見てたよ(笑)だけど、テヒョンの動きがあまりにもセクシーで(笑)」

そう言うとジョングクは近づいてきて、私の腰に手を回して、

『俺だってセクシーにできるよ？』

なんていうから、ああ妬いてるのかと気づいた。ジョングクが欲しい。そんな欲を抱えていた私は、

「やってみて？(笑)」

と言ってしまった。