防弾少年団は私の彼？ (ページ32)

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小悪魔な彼。２ JK ページ32

「そう。知らない？ツイッターで。」

『なんのこと？』

私はジョングクの腕を解いてリビングへいった。そしてツイッターを開いた。

ジョングクも隣へ来て覗き込む。

私は昼間に見たツイートをジョングクに見せた。

ジョングクは表情を変えずに、

『これがどうしたの？』

「どうしたのって。みんな、これみてどういう関係？って騒いでるよ」

そう私が少し強めに言うと、ジョングクはふっと笑って携帯を閉じた。

『それで？(笑)ヌナも気にしてるの？』

ジョングクはそう言いながら少し笑いつつ座って自分のひざの上に私を乗せて向かい合う。

「べ、別に。みんなが気にしてるからどうなのかなって。」

私は素直になれずにジョングクから顔をそらして答える。

『ふーん？(笑)妬いてるんだ？(笑)』

ジョングクはなぜか少し嬉しそうに言う。

「そ、そんなんじゃないもん！」

私がそう言うとジョングクは私の顔を自分の方に向けさせる。

『ヌナ』
『俺の彼女は、ヌナだけじゃん、知ってるでしょ？』

まっすぐに私の目を見て言う彼。キラキラしていて綺麗な目。吸い込まれそうになる。

『そんなの気にすんなよ』

そう言われても…と思いながら私はジョングクから目をそらす。

『ヌナ。』
『言いたいこととか聞きたいことがあるなら今言って。』

ジョングクに言われて、私は迷ってからジョングクの目を見て、

「じゃあ。あの女の人はだれ…？なんで写真撮って腕もつかんでたの？」

そう聞くと、ジョングクは嬉しそうに口の端をあげながら、

『あのヌナはコーデのヌナ。俺が衣装にお茶こぼしちゃって不機嫌だったから隣にくっついてたの(笑)機嫌直してもらおうと思って写真撮ってふざけてたら余計に機嫌悪くなっちゃったから申し訳なくて』

『お茶のシミとるの大変なんだって』

…なーんだ。

ホッとした。

『ヌナかわいい(笑)妬いてくれたんだ？』

そういってあやすように私の乗った膝を上下に揺らす。

「うるさい」

今のこの状況が恥ずかしくて膝から逃げようとすると腰をつかまれて、

『なんで逃げるの(笑)』

「…恥ずかしいんだもん。」

私はうつむき気味にいった。

『ほんと、ヌナかわいい』
『いっぱい妬いてね。』
『その度にちゃんと説明するから、その分かわいいヌナ見せてね。』

私の頭を撫でながらそう言うグクはやっぱりかわいくて、独り占めしたくなった。