【H×H】端末に吸い込まれトリップした夢小説７

４０ー１２【闘技場編】 ページ8

キルアはズシの懐に入り

「この…！」

胴へ拳を振り上げた

ズシの体は宙に打ち上がる

ーーやべっ

我に帰った時にはすでに遅し

〈場外まで楽々ふっとんだァーー！！これは素人目に見てもカンペキ病院送りコース直行ォォーー！！〉

舌打ちするキルア

ーーやっちまった………！！

しかし

目を疑う

〈おおーーっと起き上がります！！不死身だズシ選手ーーー！！〉

審判は両手を上空にあげ何度も交差

〈しかし審判はクリティカルとダウンを宣言！！合計１１ポイントでキルア選手のＴＫＯ勝ちです！！〉

信じられない光景
無傷とは言えないがすぐに回復できるようなダメージしか受けていないズシ

ーーバ…カな

キルアの声が信じられないリアルを突きつけ
３人の頬を撫でる夜風がやけに冷たかった

「あれは意志の強さでどうこうなるレベルを越えてるよ。絶対他に秘密がある！」

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