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４３ー３【闘技場編】 ページ36
「そんだけ？」
「もちろん違いますとも！」
キルアとの温度差よ
「フロアマスターになればなんと！！２年に一度最上階で開かれる格闘家の祭典！！」
おねーさんは立ち上がり両手を広げた
「バトルオリンピアに出場する権利が得られるのです！！」
真顔で見つめるゴンとキルア
君ら目くりっくりやな可愛い
「……」
ーーうっ無反応！？
「そんなことよりさ。最上階には他に何かないの？」
「そんなこと！？」
衝撃を受けるおねーさん
「その大会で優勝すれば最上階が優勝者の家になるのよ！？世界で最も高い私邸とよばれ、とっても名誉なことなの！！」
折れずに
「高さ約１０００mのペントハウスよ！！」
２人にプレゼン
「それに副賞として毎回超希少なお宝がいくつも贈呈されるわ！！」
「どーする？オレ最上階の秘密わかったからもーいーや」
実家の所在地
標高約３７００mのキルアはすっかり興味を無くしてしまう
「ぐっ！」
衝撃再び
「とりあえずオレもヒソカと戦えればそれでいい」
『私も正直２００階クラスって原則ファイトマネー無しって聞いた時からやる気なくしてる。名誉と誇りいらないし』
名誉と誇りのために命はかけられないや
「まあ！？あんた達一体何しに来たの！？」
可愛い可愛いゴンの付き添いなら地獄にでも行く所存なり
あ、でも怪我は嫌です
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