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４２ー１０【闘技場編】 ページ30
ウイングの駆け足は続く
「いいですか？オーラを体にとどめようと念じながら構えてください！目をとじて、どんなポーズでもいいです。自分のイメージしやすい構えで！！」
目を閉じる３人
「そしてオーラが血液のように全身をめぐっているように想像してください。目をとじて、頭のてっぺんから右肩、手、足と通りそして左側…！」
ゴンとキルアに向け叫ぶ
「そしてその流れが次第にゆっくりととまり…体の周りでゆらいでいるイメージを思いうかべるのです！」
２人のオーラの衝撃が止んだ
「ーー！」
ーーなんて…子供達だ…
ウイングが
ーー自然体が最も纏(テン)を行いやすいことを教えられずに理解している
心の中で
ーーそして一度のアドバイスでそれをマスターしてしまった
呟き
ーー素晴らしい…が
冷や汗を流す
ーーおそろしい…！
だがそれを表に出すことはない
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