【H×H】端末に吸い込まれトリップした夢小説７ (ページ26)

今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:8,890 hit

４２ー６【闘技場編】ページ26

「……感動しているところ悪いのですがAさんも今やって問題ありませんよ」

………は？

「はぁ！？」

「どーいうこと？」

感動の雰囲気はどこへやらウイングに視線を向ける３人

「彼女の体はもうすでに念の使い手だからです。確実目覚めるという表現が適さなかったので除外したのですが…勘違いさせてしまいましたね」

『体は…？』

つまりウイングさんは私の精神が別なことを気づいてた

まあ、そうだろうな

「ええ。ゆっくり起こすでもムリヤリ起こすのでもない。２つの方法に当てはまらない例外になります」

彼の言葉の意味がわからないゴンとキルア

「見えない蛇口の水を止めるのは不可能でも見えている蛇口をひねることは可能ですから」

「例外？それに体はってどういう意味なのウイングさん」

「それは彼女の口から直接聞くといいでしょう」

視線が痛い

『……精神が別人なの…私…』

「「！？」」

『念のせいだと思ってるんだけど、違うかもしれない。でもこの体は私の本当体じゃなくて』

こんな形で話すなんて思わなかった

『騙しててごめん。ハンター試験の１次試験のこと覚えてる？人探しで受けに来た。変な気配を消したいって…嘘なんだ…本当は自分の体を探してる』

「まじかよ…」

「………」

キルアは困惑しながら

「そんなこと出来んのかよ！？」

ウイングを見た

「わかりません。けれど彼女の肉体と精神が別なのは事実です」