【H×H】端末に吸い込まれトリップした夢小説７

４１ー１０【闘技場編】 ページ20

「オーラは人間の内部から発するエネルギー！ゆえに人間同士の使用が最も効果的。いい意味でも悪い意味でも」

対生物兵器というイメージだろうか

「邪念をもって無防備の人間を攻撃すれば、オーラだけで人を殺せます」

ウイングの言葉に緊張が高まった

「念の使い手から身を守る方法は１つだけ。自分も念の使い手になること。纏(テン)による防御のみ」

彼は背を向け

「自らのオーラで相手のオーラを防ぐ」

壁に向け歩き出す

「でないと………」

そして壁に手を当て

念を込める

「「『ーー！！』」」

ビシ！！という亀裂音

触れているだけなのに突然壁にクレーターが現れた

「肉体はコナゴナに壊されます」

☆

カッ

トランプがまた一枚壁に
刺さった数は軽く１０をこえている

「……」

ヒソカはトランプを持ち

念を込め

放つーー

カッ

この一定のリズムが静寂に響いたーー

「まだ早い…♦」

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