【H×H】端末に吸い込まれトリップした夢小説７ (ページ17)

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４１ー７【闘技場編】ページ17

「キルア様は以前登録を断ってらっしゃいますから」

歯切れの悪そうに話す女性

「また未登録という形になりますと登録の意志なしとみなされ、参加自体不可能となってしまいます」

キルアは心の中で舌打し

「ひとまず……退いて」

ウイングに視線を向けた

「０時までに戻ってこれるかい？ここに」

それが出来なかったら彼は無理矢理にでもヒソカに向かうだろう

キルアとウイングの間にしばらく沈黙が

「君次第だ」

その言葉を聞きエレベーターへ乗り込む３人

『………』

ヒソカと視線が交わった

いや、そんな風に思えるだけかも知れない

「A、行こう」

ゴンの声がやけに遠くに聞こえた

『ーーうん…』

なぜだろう

こんな状況なのに

感謝している自分がいる

「………」

後ろ髪を引かれるAもついにエレベーターに乗り込み閉まった後の通路はーー

ヒソカを残し静寂に包まれていた