こんにちは、青春 -5- (ページ7)

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127.見込みアリ？ページ7

「申し訳ない気持ちがいっぱいなんですけど」

ね？と亜衣ちゃんと顔を見合わせる

海「衣装のお礼だよ」

なっ! と呼ぶと頷く皆

打ち上げの度に海先輩は「俺が出すから」って私達に気を使ってくれる。

今回も彼にやられた…

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亜「このﾊﾞｽに乗って帰ります」

停車場の前で時刻表を確認したら､もうすぐﾊﾞｽが来るらしい。

亜「A先輩! 」

「ん？」

亜「本当にいろいろとありがとうございました!」

いろいろ。

本当にいろんなことあった。気がする

「これからも同じﾌｧﾝとして応援しようね!」

お互い､とびっきりの笑顔を向けお別れ。

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先輩達ははわちゃわちゃしながら歩いて
それを追うように後輩2人が歩いていたけど

私のペースに合わせて隣に並んで歩き始めた太陽くん

太「明日､晴れですね」

見上げてみたら、雲ひとつないキラキラと星の数の夜空

歩くスピードが段々と落ちていく

距離が離れていくのを感じる先を歩く声

太「春先輩の彼氏､年下やったんですね」

「そうなの､でも春ちゃんの彼氏さんは年下でも対応全てが大人っぽいからな～｡年下に思わなかったよ」

急に停止する太陽くんを伺うと、
正面を向いていて3秒くらい見つめ合う状態のまま

太「A先輩は年下彼アリですか？」

と、ぶっ飛んだ質問。

「う、うーん､好きなら気にしないかも？」

実際年下と付き合った事がないから分からないけどね

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太「じゃ､俺にも見込みはあるんやね!」

「うーん…ん？」

太「なーんてな」

イタズラに微笑むと左手を差し出して

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太「飴ちゃんください」