125.お疲れ様です ページ5
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拍手に包まれたステージから降りて
温度差を感じた静かな控え室に戻る。
祐「お疲れ! 一番輝いてた!」
そう言って拍手をすると
福田くんも一緒に拍手をしてくれた
ちょっと恥ずかしげに頭を下げる
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着替え終わって部屋を出ると
春ちゃんと亜衣ちゃんが待っていた
春「お疲れ〜! ほんと凄かったよ〜! 」
ギュッと抱き締められると
ふわっと春ちゃんの香りが広がる
ふと､亜衣ちゃんの後ろに彼氏の龍二くんもいた
目が合うと頭を下げられる
春「龍二も来なよ!」
いや、いいよって首で答え
こっちに来ようとしない
春「もぉｯ､めっちゃ褒めてたの｡直接言わせたいからちょっと来て!」
後ろの7人を置いてグイグイ引っ張られる始末
春ちゃんの勢いで渋々龍二くんから褒め言葉を頂き
春「皆さんもお疲れ様でしたー!」
じゃあね! と龍二くんと
また屋台の方へ向かった。
亜衣ちゃんは7人とお話していた様子
私も!と近づくと､拓弥先輩は睨むように
拓「誰あいつ」
海「随分タレ目だね」
「春ちゃんの彼氏ですよー」
聞いたのはそっちなのに興味なさそうな返事
「太陽くんと同じ高校1年生なんだって! 」
太「…へぇそうなんや」
えぇ。太陽くんまで、薄っ…
晃「腹減った､」
稜「お前それしか言わねぇよな!」
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作者名：いちごさん | 作成日時：2016年4月18日 20時
