こんにちは、青春 -5- (ページ4)

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124.Let's dancing ページ4

戻った時には､6人は着替え終えていて
ストレッチをしていた。

稜「祐基も早く着替えろ」

祐「はーい」

皆の姿を見て驚いた。

自分たちが作り上げてきたっていう理由もあったけど､今まで見てきた中で一番かっこよく見える｡

スタッフからｱﾝｺｰﾙの要求がきて
すぐにステージの方へ向かう。

破けたりしないかな？

7人が再びステージに立つと
歓声と拍手など飛び出す

もうトップアイドル並の人気者になっていた

.

そして時はきた。

マイクを使って晃一先輩は私を呼び出す

亜「先輩! 楽しんで来てください!」

「は、はい…!」

太陽くんが手招きする、それは始まりの合図。

照れくさいけど、登場するときの拍手はなんか気持ちがいい｡

晃「自己紹介しとこか？」

一気に7人に見られて

いいです! いいです! と断りの首を振っても

晃一先輩のマイクを横から取って

海「僕らのマネージャーです｡一言お願いします」

って

太「はい」

こういうの聞いてたのと違うし､何を言えばいいのか考えていなかった

それにこんな広いステージに立つとか小学校以来だから心臓が痛い

「チーズが大好きなマネージャーです、頑張ります」

もう自分でも何言ってんのか分からない

平常心でめっちゃくちゃなこと言ってたよね？！

客席から笑われるわ、

晃一先輩めっちゃ笑うわ

やけくそになって太陽くんにマイクを返す

晃「こんな子ですが､1週間もない期間で覚えて完璧になったんですよ｡凄いんですよ～」

太「それじゃ､皆さんも覚えやすい振りなのでぜひ一緒にやってください!」

ここからは集中。

構えるて聴こえてくる音楽だけを考える

さっきまでの頭痛もしなくなって

髪が軽くなってむしろ踊りやすい。

～♪

手拍子に掛け声

そのひとつひとつが嬉しかった

.

*